開界録2019

The time I retired from jobs is the period reviewing and comprehending my past life.

ある後悔

止めどない傾斜 思い出の場面が巡り来る どうしてどうしてどうして ぼくはそんなことをしてしまったのか あるいは何もしなかったのか 軽い気持ちで君のこころをもてあそんだ 君の世界に何があったのか きっとかけがえのないものでいっぱいだったはず しっか…

定年退職後すぐのころ

六十二にもなって確たる自信もなく表層をとりあえず渡り歩いてきて死んでやろうかともおっかなくて言えないじぶん 言葉に重みや深みがないことを気にするだけの知性というものを誰が褒めてくれるというのか 生きていくのに金や家や女が必要というが他人をず…

世界が動いている

これから書くことは全く個人的な世界の見方で、おそらく誤謬に満ち満ちていると思う。誰もこんなことは決して言わないだろうし、誰も信じないし無視されるに違いないことだ。それでもどうしても言いたくて吐き出してしまいたい欲求にかられる。それは、現代…

人はなぜ物語を必要とするか

「人」のことは自分をモデルにできるので、実感とか納得感が得られれば普遍的に考えられたことを自分のものにすることができる。「人はなぜ物語を必要とするか」も正解を気にすることなく、まず自分はどうなのかを見てみればいい。(ちなみに世の中には自分…

最悪の事態を想定する

今を知るために、人生の最悪を想定して「孤独死」と検索してみた。 現役世代が離婚やパワハラなどでつまずくと、誰にも気づかれずに、そして誰からも手を差し伸べられることなく孤立し、健康状態の悪化などによって、ひっそりと命を閉じていく、、、 toyokei…

読む書く聞く話す

読書を分析してどんな働きが実際行われているか、考え続けていた。ある読書家は、作者の心境を読むことだと述べていた。作者の心境に至るにはどんなふうに読めばいいかまでは分からないが、相手の心境が分かれば読んだことになる。それは一つの発見だった。…

本を読んだらどうする

平井啓一郎は「本の読み方_スローリーディングの実践」の中で、読書は、読み終わった時にこそ本当に始まる、と書いている。それはどういうことだろうか?本を読んで自分なりに考え、感じたことをこれからの自分の生活にどう活かして行くかという視点がなけ…

(公論)戦争を語ること

Quoraに以下の質問者がいて、対する答えをされた方が具体的でリアルでした。今、日常レベルで戦争を話題にするとこうなるのかなと興味深かったので転記することにしました。(自分自身の考えの検証のために) 「日本は武力を放棄すべきだ、侵略された場合は…

よしもとばななの言葉

自分では読んでないが、よしもとばななのエッセイ「人生のこつあれこれ2013」の中の一節が目に止まった。復讐のしかたについて激しく共感した。お父さんの思想が実現されていると感じた。この一節に出会わせてくれたブログは、これ↓ lifeofdij.hatenablog.com…

内部体験1970-1972

地元の進学高校に進んでから両親、親戚からの受ける印象が変わったことに少し得意になっていたかもしれない。本格的な大学受験準備に入るまでの猶予期間に、ぼくは世界文学全集を読み始めた。その時内部世界が作られ始めた。ぼくの中に「内面」という誰も侵…

今更ショーロホフ?

先ほど近くに一人で住んでいる母のところに行ってきた。父が死んで来月で8年目になる。この前の敬老の日に石川県から90歳のお祝いとしてタオルが送られてきたと、さほど嬉しそうでもなくそれを見せてくれた。タオルはいっぱいあって、あんた使わんかとぼくに…

My 19 age's days

金沢の市立美術学校に入学した年は、終戦後間も無く陸軍兵器庫だったレンガ造りの建物を改造して建てられた旧校舎の方に半年だけ在籍できた、珍しい年だった。中は薄暗い所もあったが、何しろ造りが堅牢で重々しかった。伝統を感じられ自由な雰囲気に溢れて…

(公論)3.11以後起きていること

今起こっていることは「集団化」である。長い動画であるが、今の時代を掴んでいる人から教えられることが多かったので、自分のブログに記録しておきたい。(つまり後から再視聴したいと感じたということ。) www.youtube.com

4年前の今日の日記から

今、竹田青嗣の「ニーチェ入門」を読み終える。マルクス主義没落後、現代思想としてもてはやされたポストモダニズムの源流がニーチェであることは知っていたが、この本でその内実をつかめたばかりではない。竹田青嗣という、ぼくが苦境の時に出会った哲学解…

原田マハについて

原田マハの芸術観(美術鑑識)については、昨日のブログで評価を改めると書いたが、小説家としての評価については判断できないでいた。その評価というのはあくまで個人的な基準であって、ぼくの中で読むに値するかどうかを決めるものに過ぎない。何しろ読む…

いま、自分の生きる時代をどう表現するか

これを読んで、ぼくは原田マハの芸術観に与えていた否定的な評価を改めることにした。 courrier.jp

芸術と災害

今日も暑い。台風の影響なのだから仕方がない。とはいえ、自然の猛威には耐えられるインフラが整備されていてほしい。東京では電車が止まり、関東圏で停電が続くと大混乱になる。それが地震となると原発による恐怖にまで襲いかかる。21世紀にもなって自然災…

書くことを変える

今日からこれまでのブログとは断絶させる。いきなりだが、これまでの自分から解放されたいと思った。ある種の自己イメージにこだわり続けていた。それはサラリーマン時に失った自己を回復させるために仮の方法だった。背伸びをしていたと思う。今日からは現…

Aに

これから書くことはぼく自身の心に現れた真実だ。これを読む人に知り合いや家族がいないとわかっているからこそ書けることだ。66歳になってもまだこんな感情が湧いてくることの意外さに自分自身が驚いている。二人切りでその場にいるだけの感覚がどういうき…

ドイツの謝罪

ドイツの戦後復興のことをあまりにも知らなすぎると思う。強権的であったと批判もある西ドイツ初代首相アデナウアーは、イスラエルの国会で正式に謝罪している。また莫大な賠償金も数回にわたって払い続けた、、、 ・俳愚人blogさんの記事より転載 (当初NHK…

自分史を書くには

What steps do you take to start writing your autobiography? That depends on many things. Do you have experience writing? How proficient are you in written language? Have you read a lot? Has your reading included autobiographies? What messa…

何を残せるかを問うこと

自分はいったい何を残して死ぬのかという問いが今日ぼくを苦しめていた。自分には残せるものが何もない、本を読んだり知識を増やしたりというだけでは何も残らない。誰からも認められることなく、認められるようなことを為さず、このまま死んでいくのかと思…

自分をつくるための読書

「星の王子さま」から 「金持ちになると、何の役にたつの?」「もし誰かが、ほかの星を見つけた時にそれを買うのに役立つのさ」「この人は」と王子さまはこころの中で思った。「あの呑ん兵衛と同じような理屈をこねているよ」(呑ん兵衛の理屈とは、なぜ酒を…

真実を知る

ぼくが最も知りたいことがここに全て語られていた。日本人にとって、生きていくのに苛酷な世界ではあるが、見通すことができてある意味スッキリした。(つまり、無駄なことは考えなくて良くなった。) www.youtube.com

平和な江戸時代小説「草々不一」

わが街野々市には、カメリア(情報交流館)・カレード(図書館)・カミーノ(公民館等)のコミュニティスペースがある。明日はカミーノで読書会3サークルの合同読書会がある。ぼくにとっては半分公的な、外に開く活動になって退職後の張り合いになっている…

ハバロフスク裁判

本来は日本人自らが裁くべきだった。 lite-ra.com

(公論)2.26事件の真相

何故軍事政権ができたかは、明治憲法の統帥権の独立にあるのではないと思う。それは動機を説明しない。戦争遂行内閣を作るという動機は2.26事件の利用の中にあると思う。簡単にいうと、文民大臣に死の恐怖を与えて黙らせる(テロの利用)ためだ。以下は岡田…

敵と味方について

戦争を考えると敵を抹殺することが正義であるという論法が成り立っていることに気づく。敵から自分たち家族や郷土を守ることが正義で、それを自衛(または防衛)という。では敵がいなくて味方ばかりだとしたら、戦争のしようがないのではないか?白人至上主…

戦争を考えるとは

あの戦争がなぜ始まり原爆が落とされるまでやめようとしなかったのか、個人には止めようもなく運命のような恐怖に慄き続ける社会がどうして続いたのかが、ぼくにとってずっと問うべき謎だった。ぼくの父の世代にはそれが存在していたことが、誰もぼくの周り…

フェイクニュースの国

放射能とその影響を否定する記事(例えば「原爆後の広島に放射能はない」)を書き続けた、ニューヨークタイムス記者ウィリアム・L・ローレンス。 dot.asahi.com