彷徨える初期高齢者

こころの中の私という同一性の海の中で、少年から大人に移りゆくまでの自己幻想にふと至ることがあって、ああ、あの感じはなんだっけとその感情に寄り添いながら、激しく回顧したい欲望にとらわれる。 喪失が長く続いた後の面影としてふと現れる、こころの不思議さに探求の理性を発動したくなる。 哲学か文学かは問わず、私という現象に没頭したい。

2018-02-08から1日間の記事一覧

「羊をめぐる冒険」を読む

ぼくはいわゆるハルキストではない。今日読み終えた「羊をめぐる冒険」を含めて村上春樹の小説は11作品になる。読んだ順番に挙げると「ねじまき鳥クロニクル」「アンダーグラウンド」「約束された場所で」「風の歌を聴け」「ノルウェイの森」「色彩を持たな…