開界録2019

The time I retired from jobs is the period reviewing and comprehending my past life.

定年後の自己探求

定年後再就職せず、無職のまま自分の可能性を耕していく生き方を目指している。今から始めたところで一廉の人物にはなれないが、自分のための人生を(向上心の赴くままに)全うするのを良しと考えるなら、自分の資質にしたがって上達することはできると思う…

近藤等則という男

今日ふと思い出した、近藤等則という男。最高に格好いい。近藤等則 IN CHINA。 www.youtube.com

イメージとしての反体制

サラリーマンとして過ごす38年間を除き、高校生から大学生の間ずっと学生運動や反体制、反戦の活動に心惹かれるものがあった。1年間だけは当時自分の身近にいたマルクス主義の党派の人たちの集会やデモに参加していた。しかしいわゆるゼネストやバリケードを…

定年後のオタク

現在の心の状態を表現していつでも思い返すことができるようにしたいと思うが、特段変わったところがあるわけでなく、平静であるものをどうやったら書き留められるか途方に暮れる。本を読み終わった時の頭の中がいっぱいに満たされた時のような、充実感に近…

都会のスローライフ

よく定年後の生活のモデルとして、田舎でのスローライフが取り上げられるが、私は都会でのスローライフの方がいいと思っている。何より文化的なインフラ(コンサートホール・美術館・図書館・体育館・スィミングプール・テニスコート・ミニシアター・博物館…

ブログ開設3年目

はてなブログから、このブログが開設まる2年経ったとメールが来た。今日から3年目に入る。自分の書いたものがブログとして2年分の塊になった。具体的に目に見えるストックができたわけだ。フローを続けるのはどこかしんどい所がある。自分に飽きないよう…

66歳の年の瀬に

65歳を過ぎてから年齢をあまり気にしなくなった。別に歳をとったという自覚はない。私と同年輩の中学からの友人は、早くも終活という言葉を口にしていた。私といえば終わりは全然見えなくて、これからどんどん自分が変わっていく予感がする。その変化の具合…

3人の村上春樹論

平野芳信、市川真人、黒古一夫という文芸評論家の村上春樹論を最近続けて読んだ。一番批判的なのが黒古一夫で、「1Q84」は壮大な失敗作としている。それぞれ小説に何を求めるかによって村上春樹に対する評価が違う。色々新しい発見があったが、これまで自分…

レンタル何もしない人VS相席ラウンジ

昨日の午後は2時半ぐらいからずっとNHKのドキュメント72hoursを見ていた。偶然見出したら面白くてやめられなくなった。視聴者が選ぶ今年のベストテンの2位と3位が特に今の世相を浮かび上がらせる断面になっていた。東京の「レンタル何もしない人」と仙台「…

年賀状を出した

今日25日までに投函すれば元旦に着くということなので、年賀状を出した。いつも妻と共用なのでどうしても無難なデザインになる。今年は妻も一発OKを出してくれた。ハガキの下の方にいつもコメントを書くのだが、今年は一人一人相手に合わせて書いて、全部違…

グローバル資本主義VSポランニー

カール・ポランニーの評伝を読み進めていて続かなくなった。資本主義に変わる体制を作ることができるかという壮大な問題に対して、答えの一つを提供してくれることを期待して読もうとしたのだった。現代世界の最大問題だと思っているグローバル資本主義を理…

一人の人間ととことん付き合う

河合隼雄の肉声が聴ける。「私は河合隼雄という奴と、とことん付き合っている」という話のつかみからもう、これは身を乗り出して聴くしかないと思った。 www.youtube.com

モンキーズを聴いて

思い出すという記憶の活性化を通して、自分の少年時代にタイムスリップする。何とも言われぬ夢の中のような異次元が現れる。そこではとても幸せでいられる。結局私の幸せは少年の頃にいた世界と同じものなのだろうという気がする。妻と今一緒に暮らしている…

菅官房長官を公然と非難するネットの声

いくらおとなしい国民も流石にこの人に声を上げるようになった、、、 〈みんな言ってる、ホテルなんかより被災地に支援をって。ブルーシートまだあるんだよ。誰を見て政治してるの?〉 〈仮設で不便な生活続くのに…〉 〈ホテルは儲かるなら勝手に民間が建て…

私淑する

私の私淑を、この二人の文学者とする。いずれも私の美大時代に出会って長い間関係が途絶えていた。今朝夢うつつの状態で、その名前が浮かんできた。栗田勇と大岡信。この二人から絶対肯定の世界を学び取りたい。私のライフワークの一方の「こころのふる里」…

昨日と今日の違い

定年退職して無職の生活が4年経過している。昨日は母を川北整形外科(母は膝に注射を二週間に一度打ってもらっている)に送り迎えするという用事があって、買い物にスーパーへよって実家まで帰るとほとんど半日になった。病院やスーパーの中には入らず車の中…

ひとり語りのような文体

昨日、斎藤美奈子の「日本の同時代小説」を読んで、「赤頭巾ちゃん気を付けて」と「ライ麦畑でつかまえて」の野崎孝一訳の文体が似ていて、一時期一部で流行ったということが書かれていた。60年代の雰囲気がそのひとり語りのような文体に表われていたのだろ…

老いは記憶を変える

Spotfyでどんな曲でも聴けるようになって、子供だった頃によく聴いていたロックやR&Bも聴ける。何と半世紀も前の曲が聴ける、ということはその頃の感じがひと時のことであるが蘇るのである。人生の時を超えて曲の中を彷徨うことができるという楽しみが加わっ…

それから

過去の自分のブログを読んで、この時の置かれた地点からどう進んだかを反省してみる。 hotepoque.hatenablog.com 青春の頃に帰ってサラリーマン時代にすっかり捨てていた「自己」を取り戻すことに飽きて、次に何をするかを見つける地点に来ていた。今の地点…

16歳から読む世界文学

定年後の自由な身分になって自分の人生を分析対象に選んで回想を繰り返していると、つくづく内面世界が掛け替えのない貴重なものに思えてくる。私は貧困の家庭には生まれなかったが、経済的に裕福な家庭とは根本的に違う人生訓の中で育てられた。つまり我慢…

山本太郎現象

I became to be one of peaple that follow Yamamoto Taro. 韓国にも彼の話に共感する人たちが現れてくる。情けなくて涙なしには聞けない話を。 www.youtube.com

いじめなどの逆境にどう立ち向かっていくのか

先ごろ来日したローマ教皇は、いじめなどの経験を語った若者3人に対し、逆境にどう立ち向かっていくのかを説いた。以下、スピーチを引用。 president.jp

「ランボー着色版画集私解」

私は今現在66歳で退職してから5年経っている。ブログはもう生活の一部になっている。これまでブログでの呼称は「ぼく」を使ってきた。その方がブログ内で自由でいられると感じてきたからだ。今日から呼称を「私」にする。主観から客観への移行だ。 私の求め…

定年後の研究テーマ

今朝まだ暗いうちの4時半に起き出した。放送大学の放送が始まる6時45分までにはかなり時間がある。今朝はこれにしようと「ヘミングウェイで学ぶ英文法」を持ってリビングに降りていく。この本は、表紙に柴田元幸の「文法をみっちり学ぶことと、小説を楽しむ…

小説は親しみを作り出している

今朝、というのは早起きを習慣にしているので7時ちょっと前になるのだが、いつものように早朝の読書をしていて気づいたことがある。ここしばらくは来月読書会の課題本に選んだ「苦海浄土」を読んでいる。それは突然頭に浮かんできたのだが、「苦海浄土」とど…

本を読む生活を振り返る

定年退職してからの本を読む生活を振り返ってみたいと思った。 hotepoque.hatenablog.com

11月19日のFTA採決

「桜を見る会」で騒いでいる間に、国民生活にとって致命的な採決が国会で通ってしまう。99パーセントの国民が100年の未来に渡って困窮していく道が作られてしまう。 www.youtube.com

働かない人は存在していけないか

今日ぼくとしてはこれまでに完全に噛み殺していた、自分を非難する世間の声を久しぶりに自分の内部に聞いてしまった。そう、健康でまだ働けるのに何でお前は何もせず家でぶらぶらしているのかという声だ。近所にNさんという元民生員の人がよくうちの前を歩い…

誰かのためのビジネスから、自分のための人生へ

以下はぼくがブログを書き始めた時の出発点について書いている。改めて読み直してみてほとんど忘れていたことに気づかされた。なので、もう一度再掲載して再出発しよう。 ぼくがサラリーマンだった頃、会社のために働くのではなく自分のために働けと言われた…

「失われた時を求めて」を読む理由

『優雅な生活が最高の復讐である』と題されたブログサイトからの引用。 tomkins.exblog.jp 私はパリの上流社会を描いて高踏的で享楽的と考えられがちなこの小説を読み解くことが、極限的な生活を送る捕虜たちの精神にとって死活的な意味をもったことに深い感…