彷徨える初期高齢者

苦しみもがいて、62歳からの生き方を探すことに必死になる。誰でもない自分の人生として。

リブ フォー ユー

誰かのために何かをしなければ

誰からも相手にされないだろう

お前の名前は誰からも呼ばれることはないだろう

お前の姿は誰の頭の中にもない

噂になったり話題にされることはないだろう

みんなお前とは無関係に暮らしている、、、、

誰かでなくていい、お前の側にいる君にこそ 君のために

お前ができることをすればいい

でも何ができるのだろう

長いあいだ自分のことしか考えてこなかったから

君の気持ちや考えていることが

本当のようにリアルに感じることができない

お前が珍しく心配して尋ねたりすると

気を悪くされることが多かった

言葉がストレートすぎて心配りができない人と言われたりしたものだ

せっかく君のことが心配で訊いたのに

心配するんじゃなかったと思って

お前はまた一人に閉じこもっていた

会社では存在感の薄い奴と言われてきた

会社のために自分から手を挙げることをしなかったからだろう

お前はそれが何か見苦しいことのように思えたのだ

何か卑屈になるような気がしたし

仲間を出し抜くことのように思えたのだった

 

でも今はようやく

お前は君のために何かしたいと思っている

ずっと何もしてやれなくて

今さらと思うけれど

絶対にこのままではいけない

このまま何もしないで死ぬことはできない

と思っている