開界録2019

The time I retired from jobs is the period reviewing and comprehending my past life.

死ぬ時この今の状態を後悔するだろうか?

おそらくまだ当分死なないと思っているが、今この時の状態がその死を前にした人生の満足度に影響するとしたら、今をどう過ごすかはとても重要な相貌を帯びてくる。ぼくが青春の時期を迎えていた頃を振り返る時、時代は最高に自由でイカしていたように思う。2019年の今とは大違いだ。今は物質的に金で買えるものが豊富なだけで、精神的(世の中の雰囲気的)には貧困で少しも解放感がない。ぼくと同じ世代は、まだあの時代を体で知っているから幸せだと思わないでもない。失ってしまったという喪失感はあるが、あったものがどんなものだったかは知っていて心に再現することはできる。それはしばしば音楽とともに再現される。

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ところで、今を回想のままに生きて自分に閉じこもって青春の再現に生きるか、青春に出会った思想を自分のものにする探求に生きるか、どちらを生きることが死に際してある納得をもたらしてくれるのか、選択しなくてはならない。

どちらを?

なぜどちらかを選ばなくてはならないのか?どちらも選ぶことはできないのか。つまり、いつまでも青春に閉じこもって、あの時代の思想を自分のものすることは?

できるかもしれない。