開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

Aとの別れ

ぼくはこれまで誠実な気持ちでAを見ることが出来なかった。もう人生の秋を迎えようとする時期にいて、それは感謝の気持ちに変わっていてもおかしくはないはずだった。過去を振り返ることが生きがいのようになっていた頃、少しは気持ちの変化を感じ出していた…

読書会文学散歩レポート

令和2年と令和3年度の文学散歩はコロナで中止していましたが、今年度は感染防止対策の規制も緩和されたことから実施することにし、メンバー13名の参加で5月11日行われました。行き先は令和2年度に企画されていた、能登音楽堂と七尾美術館を見学するプラン…

応答の機会が増えること

会社を定年になってやめてすぐの頃と今との違いは、単純に人と接する機会が増えたことにある。人と接することで応答する機会や場が持てたことが今の自分を元気にしていると思う。今日は、先日読書会で文学散歩と称して、能登七尾方面のバス旅行をした時の写…

石川県七尾市という場所

石川県七尾市には、全国の旅行会社が投票する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続「日本一」に選ばれた老舗温泉旅館、加賀屋がある。その和倉温泉街の近くの運動公園テニスコートでは、佐藤直子が主催して毎年国際女子テニスオープンが行われて…

自己改造について

自分を変えることができるのは、他人の力や環境の制約や影響はあるものの、実行するのは自分である。実行するのは自分しかいない。当たり前のことだけど、意外と気づけなかった気がする。サラリーマンの時は自分を消して、顧客のためとか、家族のためが優先…

自分は間違っていた

この前このブログで、「情報発信者」から「情報生産者」になると宣言してしまったが、あれはぼくの傲慢さを示すものだった。情報をブログで発信などは一度もして来なかったはずだ。そもそも情報など専門家でも研究者でもないのだから、できるはずはないので…

自己改造をもたらす人

自己改造をするには、自分を動かすわけだけれど、実は自分一人ではできない。どのように改造すればいいかヒントを与えてくれる「師」が必要だ。その「師」は自分で見つけなければならないし、「師」になって下さいとお願いすることは普通できない。こちらが…

自己改造1:テニス編

これから少しづつ動き出そうかと思う。自分を変えるために自分を動かそうと思う。そのために読書時間は削ることになりそうだ。これまで続けてきた小説の読書は目標に設定した学術書以外は、読書会で取り上げる本に限ろうと思う。増やしたいのはテニスの練習…

自分を改造する69歳に

自分の心の奥底には深層心理が働く層があって、そこでは人間の原初的な、幾層にも人類の遺伝子が積み重なっていて、個人という単位でありながら類的存在でもあるような客観性が眠っている、、、というのは実証することはできないので単なる仮定にとどまるの…

自由の本質

あっは、 ついにわかったぞ サルトルが言っていた自由の本質ってのが なんのことはない、意識って奴だ 意識しかない世界に俺は 生まれてこのかたずっと生き続けてきた 何となくずっと寂しかったぜ 別名を無と言うんだから 何をしても自由なら何をすりゃよか…

佐川美術館で「天堂苑樹」を観る

定年退職の完全無職の身だから、ゴールデンウィークといっても別にいつもと違うはずはないのに、周りが一斉に動き出しているのを見るとどうしてか焦りを感じてしまうのは何故だろう?自分も何処かへ出かけたくなる。出かけないと取り残された気持ちになる。…

宮下奈都「アンデスの声」を読む

今年の目標の一つに読書会で読んだ本の感想文を書くというのがある。昨日それを書こうとして、それは情報発信になるか情報生産になるかを考えていて途中で面倒になってやめてしまっていた。情報生産になると何が違うのか、単に読んだ自分の感想じゃダメだと…

情報発信者から情報生産者に

定年退職してからブログを書き始めて、2018年からこのはてなブログに移ってきて今年で5年目に入っている。リタイアしたての頃のアイデンティティ・クライシスを何とか凌いで、地元地域にも所属意識を持ちながら安定した第二の生活に着地できている。これまで…

美術評論への道

山本哲士著「哲学する日本」(新書543ページ)の3分の1まで読んで、これはスゴイと思った。これを読む前と読んだ後では、ぼくの残りの人生が大きく変化すると思われた。日本語の述語制が思考の普遍性まで行くことを、チャイコフスキーの交響曲第4番とモネの…

ブログは繋がっている

ブログに書いている文は、いつも繋がっているのに対して、本や新聞などの紙媒体に書いている文は切れている。書いている場所が繋がっているか、切れていつ繋がるか分からない所かの違いがある。ブログ文は基本的にLiveなのだ。だから論文みたいな形式だと読…

ある決意について

自分のこころの内を覗いて今うごめいている衝動や不安や違和感を言葉にしてきた。それらがこのブログに積み重なって、こころの方が多分癒されてだと思うが平穏になって波立たなくなったと思える。そろそろ吐き出す必要がなくなったと思える。何度かこれまで…

自分史を再び始める_2

ぼくの非日常を求める性向が誤ってAを美化して描いている(こころの中で)のではないかと反省させられた。本当は日常の方に生きている実質があるのであり、もっともっとFの方を(こころの中で)理想化して描かなければならない。Fのことは地味で控えめである…

自分史再び始める_1

このまま大した事もなく順調に老いていって僕の人生も終了になっていくのかと思いつめていた頃、どうしてもAのことが気にかかり始めていた。苦しくて何も手につかないほど身いっぱいAと関わっていた頃が、自分の人生にとって、ともかくも重要な意味を増して…

読書会について考えてみる

読書という行為を小さな集団で行う、読書会にはどのようなコンテンツが潜在しているのだろうか。同じ一つの本を読むことの中にまず何かがありそうだ。同じ本を同時に読むことで、読み方の差異が現れる。何を読み取ったのか、各人の読解のフィルタの違いが話…

to go into the zone of the jazz

今ではどんな曲もほとんどYoutubeにアップされている。この曲(レコードアルバム)はかつて金沢の竪町にあったJAZZ喫茶「きゃすぺ」で、かかっていたものだ。ウェインショーターがマイルスのメンバーから独立したての頃のリーダーとなって作ったアルバムだ。…

山本哲士「哲学する日本」を読み始める

自分の今の気分とか精神状態を捉えようと書いてみる。そういうことをこれまで何度もやってきて、今の空虚を形あるものにしようとしてきた。予定していたことが実は勘違いで無いことに直前に気づいた。ぽっかり空いた時間が空虚を感じさせたのだ。これでも昔…

仲間とは拡大された内部

昨年から地元公民館読書会の協議会会長になって、明日令和4年度の総会がある。野々市市から文化振興助成金40,000円をもらっている以上、会則を作って適正に運営されているか収支決算の報告もしなくてはならない。今年度は講師の先生が源泉徴収してほしいと…

こころの流れのままに

どういうことが書けるか分からないが、今のぼくのこころの微かな衝動のままに書き出してみる。衝動の原因の一つが午前中に書いた自分のブログにあることは確かなように思える。Great Gatsbyを英語学習テキストとして使っていることを取り上げて、英語の興味…

Wilson's wife from the novel "Great Gatsby"

村上春樹訳のグレート・ギャツビーを読んだ時にはあまり印象に残らなかったウィルソン(中古自動車販売の店主)の妻でトムの愛人が、今学習中のオーディオブックス版では興味を惹きつけられた。日本語では素通りしてしまった部分が英語では新鮮な描写に感じ…

惰性態を打ち破るもの

今何もやる気が起こらない状態だ。計画からすれば今年立てた学習目標の、「グレート・ギャツビー」オーディオブックスの2章目を読まなければいけないのだけど、いつまでたっても取りかかれない。何かが邪魔している。つくづく思うのだが、怠惰なぼくのよう…

情報に対するリテラシーを持とう

元駐ウクライナ大使のこの人以上に、現下のウクライナ戦争を常識的なリテラシーで見ている人を知らない。お茶の間専門家の解説に耳を貸すのがバカらしくならないとしたら、相当その人は洗脳されていると思う。 www.youtube.com

ウクライナ軍はすでに敗北していた

元CIA職員の見解を紹介しているyoutubeがあった。アメリカ側の正真正銘の専門家の発言なので、日本のマスコミに登場している専門家より確かな情報だと思う。これからどのようにいわゆる西側報道が幕を引いていくかを観察することは、現代に生きる者にとって…

フロイト「精神分析入門」読了

今年の目標のうち、学術書を読むの2番目、フロイト「精神分析入門」を今日読み終えた。新潮文庫上下2冊合計838ページの大著である。ぼくが持っていた新潮文庫は多分大学生の頃購入したもので、活字が小さく見開きページにびっしり埋まっている。おそらく目…

小説ってもう一人の自分を生かせること

本を読む独特の充実した時間が好きで、その時間にうまく入れるといいのに、ここのところうまくいかない時の方が多くなっている。小説を次から次と多読するような、いかにも小説マニアの人がいるもので、話題になった小説は読まずにいられないらしい。ぼくは…

本の世界に目覚めたころ

現実に目に見えるのは、本という活字の塊で背表紙にタイトルというものが付いている。何が書いてあるか、読むまでは謎の状態でいつまでもじっと控えている。中学を卒業して友人の家に遊びによく行くようになって、友人の部屋の本棚にそれらが整然と収まって…