開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

improvement

今日のうち、上達したことに集中して記憶する。上達し続けるには挑戦しなければならない。誰でも普通にできることでも自分ができないことがある。今はできないことでもやり続けることで、少しずつできるようになることもある。失ったことを取り戻すことや心…

今日をどう生きたか

何となくしか人生を生きられなかった過去から脱して、自ら生きることを選択することが第2の人生を生きることになる、という目標を立てた。一日一日を充実させること。昨日まで出来なかったことをできるようにするために、出来なかった原因を仮説を立てて追…

「ドライブ・マイ・カー」読書会

野露読書会の藤井と申します。今回二つのテキストを読んでどちらの読書会に参加するか迷いました。結局「ドライブ・マイ・カー」にしたのは読後感がとても良かったからでした。主人公が小説の中の日常に戻って、生きる希望が感じられて終わるからでしょうか…

ボードレールに浸る

定年になって9年経って、もはや定年後として今をとらえることが意味をなさなくなっている。隠居の日常ではもとよりない。歳をとった万年青年といった感じか、怪しい浮浪者のようかもしれない。確かに自宅に定住しているが、意識は無国籍の自由人なのである…

未成年のころの後悔

高校1年で世界文学全集を読み始めて、スタンダールとかデーテとかドストエフスキーなどの小説を、何もかも新鮮なことばかりに出会って夢中になって毎日読んでいた。当然恋の擬似体験もすることになる。初恋もしないのにいきなり複雑深遠な恋にはまってしまっ…

トロツキー著「ロシア革命史」を読み始める

何度か中断しながらも読み続けている。義務としての読書はなかなか進まない。小説のようにのめり込む事はない。兵士になって辛抱強く読み進むしかない。革命家自身による、革命の記録書。トロツキーの「ロシア革命史」を読み始めている。とにかく長い。「ジ…

ウクライナの逆襲とは

ウクライナの一時的な勝利は、ウクライナ国民にとって戦争を一層悲惨なフェーズに押し上げることになる。ロシアは戦術核の脅威をちらつかせる前に、これまで止めていなかったエネルギーを止めることになる。 www.youtube.com

文化的なこころを持つ女性たち

ビートルズが「リボルバー」や「ラバーソウル」でガンガンヒットを飛ばしていた頃、世界中のティーンエイジャーに熱狂的に迎え入れられていた。「マジカル・ミステリー・ツアー」にまだ行かないまでのビートルズの曲が好きだ。しっかり女の子の心をつかんで…

「ドライブ・マイ・カー」読後感

「ドライブ・マイ・カー」の感想を書く。映画は見てないので村上春樹原作の方だ。2回読んで、最初は書いてあるままをそのまま自分にインプットする読み方だが、2回目は作者の村上春樹の頭の中を想像しながら読んだ。もちろん2回目の方が圧倒的に面白かった。…

4回目のワクチン接種

69歳の今日のような気分が訪れることをサラリーマンの時に予想し得ていたか、全然だと思う。今日の気分はまるでサラリーマンの時の休日のようだった。妻が4回目のワクチン接種で一日寝込んで、ぼくはといえばほとんど独身の日常性だったからかもしれない。朝…

ぼくという主体を立てること

出来るだけ正直に自分の実力というか人間性というか、客観的に自己評価してみて思うのは、「ぼく」という主語を持っていることだと思う。ぼくは、で書くことができることを最大の強みに思っている。世界に「ぼく」で対決する手段を持っていることを救いだと…

出逢いの予感

思えばずっと引っかかっていた。言葉と生きることのどちらが重要か。例えば、小説で美文が必要か。それとも事実そのものが生き方として凛としていればいいのか。削ぎ落とした文の余韻こそ真実を語るとか。どちらかと言えばぼくは社会派だった。究極的に戦争…

定年退職はしたけれど

定年退職はしたけれど、引退した気はしない。ぼくの人生でまだやり遂げていないことが随分ある気がする。大学を出て就職し結婚して家を建て定年まで勤めたが、何かが残っている感じがする。出世せず、仕事上の業績もなく、資格を持たず、これといった特技も…

人生の黎明期

今日14時30分から野々市市役所で、4回目のワクチン接種を受けてくる。今回の注射が一番うまかった。最初のチクリの後ほとんど痛みを感じなかった。流れるようなシステムの中を多くの野々市市民と共にワクチン接種するのは、誤解されそうだが気持ちよかった。…

自己確認

自分の過去のブログを読んだ。「高校時代に永遠化されたもの」と題されたものだ。そこで高校時代が祈りの時期だったと書いていた。自分の心に、イノセントで甘やかな永遠を賛美する信仰心を育てるものだった。今それを分析してみると、社会に出て行きたくな…

終活に入る前に

今日、図書館の館長さんと講演会の講師の件で話をしてきた。東京生まれの、スキンヘッドの、小柄なおじさんだ。僕たち高齢者には、終活に関する本を揃えるのが相応しい対応だと思っていたことがこの前の図書委員の総会でバレてしまった。終活なんて、そうは…

「ビルマ 絶望の戦場」

日本人なら誰しも先の大戦(第二次世界大戦、太平洋戦争、大東亜戦争)がなぜ敗北したかに関心があるはずだ。客観的に国力の圧倒的な差がある米国に対して、どうして戦争を始めてしまったのか。負けるとわかっていて始めたとしたら、負ける戦争の結果どのよ…

人生のロールモデルかサンプルか

このブログのオンライン上の空間には、誰かがぼくと同じように何かを言葉で吐き出したい人がいる。誰かが受け止めて読んでくれることをどこかで期待しているのだろう。今、自分の中にあるモヤモヤを言葉に綴って、ネット空間に吐き出したいという衝動を感じ…

1942年大日本帝国の分岐点

「NHKスペシャル、新・ドキュメント太平洋戦争1942、大日本帝国の分岐点」の前編をNHKプラスで見る。開戦初期の頃は日本軍は連戦連勝で、アジアに占領地が増えていくことを国民が(少女までが)お祝いするニュースが流れていた。戦争で勝てば占領でき…

前進か後退か、もしくは深化か停滞か

自分は高齢者だと思っていないが、客観的にはどうしても高齢者の部類になる。高齢者だとして人生前向きに前進するという意識だと、老化に向かうのだろうか?前進すればするほど終末に近づく。生物学的には衰えることはどうしようもなさそうだ。芸術の場合は…

もう新しいことはいらない

もう新しいことはいらないと、決めてみる。もう69だし、いつまでも若いつもりでいると、本当に大事な今だけにしか出来ないことが見えなくなると、ふと今日思えた。もっともっと今を大事にすべきなように感じられる。それは妻が教えてくれた。あなたは冷た…

無垢のやさしさに還る

あの頃には何もなかった。だからどんな小さなものにも、その世界に入ることができた。何もかもが初めての出会いだった。少女の唄はぼくの全てを満たした。何にも置き換えることのできない、19の早春。真夏の午後の静寂。黄金の夕陽に映える海。どうしてよみ…

Co-readingとは

「共読」という言葉をかの松岡正剛氏が使っている。みんなが読む、という正に読書会そのものを言い表す、概念であるはずなのに耳慣れない言葉である。それほど読書は一人でするものであり、読書会のようにみんなで同じ本を読むことは稀なことなのだと思われ…

妻は機嫌が悪くなる

69歳の今、自分は歳を取っているという実感はない。終活なんてまだまだ先の話だ。まだまだ定年はずっと先だと思っていた頃、ぼくの定年後は読書三昧だと考えていた。今、読書三昧という状態には至っていない。読書はするが、本を読み続けるのは幾分義務的に…

ニヒリズムと孤独と自己信頼

前回ブログの続きを書きたい。自分は何を解決すべく生まれたかの、とりあえずの答えはニヒリズムだと書いた。果たしてそうかとずっと考えていた。ニヒリズムという哲学的な問題にすると大きすぎてぼくの手に負えなくなるし、問題が拡散しすぎると思えた。つ…

ニヒリズムを解決する

昨日のブログで、自らに与えた質問に答えてみたい。私はどんな問題を解決するために生まれてきたのか、という最大にして唯一の質問に。何となくこの辺りに問題がありそうだと感じるのは、本を読むことが自分に固有な問題のように思える。高校1年の夏休みに…

それがぼくの終活

60歳定年で62歳まで働いて無職生活をこれで7年間送ってきている。この前図書館の図書委員の総会に出て、定年退職後の高齢者の読書案内になるような図書紹介を提供してほしい、という意見を述べたら、「終活」図書については弱い面があったと館長から応答があ…

たまには韓国もいいセンスを見せた

韓国には韓国のリアリズムがあって、民主主義の衣をまとった国家主義者ペロシを冷遇したのは痛快だった。(ぼくはぼく自身の目を信用したい)

柄谷行人著「世界史の構造」を読了

今年の目標である、学術書の読解の5冊目、柄谷行人著「世界史の構造」を今日達成する。読了に約1ヶ月要したが、その間に姜尚中の「悩む力」再読などをしていた。「世界史の構造」は岩波文庫版を早くに購入していたが、「人新生の資本論」を読むまでは書棚に…

野々市市図書館館長の講演会

今日、野々市市公民館カミーノで子ども読書の日関連事業として開かれた、野々市市図書館館長の講演会に参加した。館長自身参加者の多さに驚かれていたが、100名近くは集まったと思う。ざっくばらんな会場と一体になろうとする講演は、講演会というよりもプレ…