開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

第二のピークに向けて

私は今現在66歳で退職してから5年経っている。ブログはもう生活の一部になっている。これまでブログでの呼称は「ぼく」を使ってきた。その方がブログ内で自由でいられると感じてきたからだ。今日から呼称を「私」にする。主観から客観への移行だ。 私の求め…

定年後の研究テーマ

今朝まだ暗いうちの4時半に起き出した。放送大学の放送が始まる6時45分までにはかなり時間がある。今朝はこれにしようと「ヘミングウェイで学ぶ英文法」を持ってリビングに降りていく。この本は、表紙に柴田元幸の「文法をみっちり学ぶことと、小説を楽しむ…

小説は親しみを作り出している

今朝、というのは早起きを習慣にしているので7時ちょっと前になるのだが、いつものように早朝の読書をしていて気づいたことがある。ここしばらくは来月読書会の課題本に選んだ「苦海浄土」を読んでいる。それは突然頭に浮かんできたのだが、「苦海浄土」とど…

本を読む生活を振り返る

定年退職してからの本を読む生活を振り返ってみたいと思った。 hotepoque.hatenablog.com

働かない人は存在していけないか

今日ぼくとしてはこれまでに完全に噛み殺していた、自分を非難する世間の声を久しぶりに自分の内部に聞いてしまった。そう、健康でまだ働けるのに何でお前は何もせず家でぶらぶらしているのかという声だ。近所にNさんという元民生員の人がよくうちの前を歩い…

誰かのためのビジネスから、自分のための人生へ

以下はぼくがブログを書き始めた時の出発点について書いている。改めて読み直してみてほとんど忘れていたことに気づかされた。なので、もう一度再掲載して再出発しよう。 ぼくがサラリーマンだった頃、会社のために働くのではなく自分のために働けと言われた…

「失われた時を求めて」を読む理由

『優雅な生活が最高の復讐である』と題されたブログサイトからの引用。 tomkins.exblog.jp 私はパリの上流社会を描いて高踏的で享楽的と考えられがちなこの小説を読み解くことが、極限的な生活を送る捕虜たちの精神にとって死活的な意味をもったことに深い感…

想い出のシャコンヌ

生のクラシックコンサートに行けるような身分ではもちろんなかった。道端に置いてあった森永アイスクリームのベンチを勝手に拝借して、アイの所は「愛」に塗り替えて置いてあるような薄汚い美大生の下宿部屋で、バッハのシャコンヌが鳴り響いていたのは割と…

定年退職者の手記について

過去のぼくのブログにこのようなことが書かれている。今読み返してみて「すべての人間関係が希薄」だったという部分に少し注目してみたい気になった。 サラリーマンだった38年間は、他者の生き方をなぞって生きてきた。生きてきたとも言えないかもしれない、…

小説を小説だと思って読むな

小林秀雄のオーラの正体を鹿島茂が「ドーダの人、小林秀雄」で暴いてくれていても、ぼくは「小説を小説だと思って読むな」という小林秀雄の指摘には真実を突いたものと、信を置いている。小説を小説として読まない方法を発見したからあれだけの批評家になれ…

もう一人の自分を英語で作る

英語の勉強が好きであったりとか得意であったりしたわけではもちろんないが、英語が自分に必要と思える理由をしっかりさせたいと思う。なぜそう思うか?理由が納得できていないといくら英語を勉強しても、覚えると同時に忘れるからだ。 今日最終的に地元の公…

哲学のテーマ

以前ブログでぼくの哲学の課題は、「故郷化」して世界内存在として自立すると書いたが、そこには個人の帰属意識が重要な要素としてあることを示している。仲間から頼もしく思われ、メンバーの一人として欠かせない存在として認められている。それは現実に故…

カール・ポランニー「大転換」が届く

カール・ポランニーの「大転換」新訳が今日届く。定価4,800円の大部経済学本をAmazonで配送費込みで3,267円で買う。経済学の本にこれだけ投資をしたのは初めてである。なぜ思い切ってこの本を買って読もうとしたか、これまでの文学主体の読書から一転したか…