2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
以下は、村上春樹を批判した文芸評論家、黒古一夫氏の記事の一部である。これはこれまで何となくぼくの心の隅に居続けている疑問でもあった。 高度に発達した資本主義社会(都会)に生きる人間の「喪失感」や「疎外感」、「孤独感」、「絶望感」を描くことに…
この世には詩人がいて、ロシアではとても尊敬されているという。日本では訳のわからないものは排除される傾向にある。分かりやすいものが好まれる。分からないものは自分に都合が悪いから、遠ざけたくなるのだろう。自分を基準に考えるという愚かさに気づか…
ぼくも若い頃は「心の故郷」などという古めかしいイメージとは無縁でした。職業は一応グラフィック・デザインでしたが、会社勤めだったのでただデザインだけをしていればいいというわけにはいきませんでした。地元の中小企業に飛び込んだので、入った時には…
ぼくの住んでる街では、小路で中学生に出会うとこんにちはを言って来ることがある。もちろんこちらも、こんにちはを返す。そんな時お互いに同じ街に住んでいることのつながり感を感じて安心する。学校でよく先生から言われているのだろう。でも、大人の方か…
「貧困と困窮は貧者を束縛し、仕事が知にかわって彼の考えを占める」とショーペンハウエルは言っている。仕事だけが価値があると思っている人は貧者から抜け出せない。仕事に束縛されているといつまでも知によって自分を高めることができない。というか貧者…
これまであまり聞いたことがない見識をこの動画から得られる。真実に向き合う場面をぼくは排除しない。 www.youtube.com
徴用工問題は外交問題の前に人権問題である。 日本弁護士連合会会長を務めた宇都宮健児氏は韓国最高裁の判決を支持する。安倍首相の日韓請求権協定により「完全かつ最終的に解決した」という国会答弁が、元徴用工個人の賠償請求権は完全に消滅したという意味…
62歳で会社を辞めてから第二の人生をどうスタートさせるかで、試行錯誤をしてきた。定年になったら悠々自適のイメージをサラリーマンだったら誰でも持っているようにぼくも持っていた。実をいうとぼくは会社を辞めたら起業するつもりで、63歳まで会社にいる…
世界一のお金持ち国はどこか? 世界一生産性が高い国はどこか? 答えは、日本なのだ。ぼくは、これまでお金の秘密を知るのにかなりの時間とお金を使ってきた。今、この人の話をタダで聞くことができる。初めてお金のことが分かった。ぼくにとっては、彼の言…
www.youtube.com とても分かりやすく、現状を説明してくれる。この現状を危険と感じる人は「内心、『本当は戦争をしたらいい』と思っているあなたへ」(角川書店)を読むといい。私は少し落ち着いた。
結果的・現象的にはそうかもしれない。ただ、ぼくが自由でいられる環境は「相手の顔が見えないインターネット空間」が仮想空間だからだ。虚構空間よりは生きている感じがして、小説のような想像空間よりは現実的なつながり感があるということだ。 ありのまま…
、、、、ぼくは中学までは大人しいよくできた子だった。小学校では先生方に気に入られよく噂に上ることもあったらしい。(これは同じ小学校に勤めていた叔母から聞いたことだった)中学では繁華街から通って来る幾分不良の同級生の仲間には入らなかった。高…
ぼくがずっと小説及び小説家に与えていたイメージの実態がどの様なものであったかを、初めて文章で確認することができた。ペルーのM・バルガス=リョサのその「界」では有名な一節である。 小説を書くということ。それは、現実に対する、神に対する、そして…