2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今日今年最初の読書会が行われた。課題本は唯川恵の「淳子のてっぺん」だ。唯川恵は軽くて読まないという古参メンバー二人がいたが、この本は読んで高評価をしていた。ただその評価も主人公の田部井淳子モデルの淳子の人間性や夫との夫婦愛の素晴らしさに対…
少し唯川恵を誤解していたようだ。46歳になって「肩ごしの恋人」で直木賞をとった時に、「軽すぎる」とした評者がいたのに対して、これまで深刻な作品が多かったので軽めの作品を書きたかったと述べていたのをぼくは意外に感じていた。「淳子のてっぺん」「…
A fake comment like this (I went through a messy divorce.) which made me an English nerd. (messyという単語を覚えるためにウソの短文を書いてみました) 英語を学習する時に、よくトレーニングという言葉が使われる。定年退職後の初期高齢者にとって…
金沢市出身の現役の小説家に、唯川恵さんがいる。ぼくより二つ年下の65歳になる。金沢女子短期大学を卒業して、地元の銀行に就職して10年間OLとしての生活がある。Wikipediaには、「29歳の時に『海色の午後』で集英社第3回コバルト・ノベル大賞を受賞し、作…
以前の僕のブログで、リタイア後の第二の人生を英語人格で始めるという趣旨のことを書いたことがある。その時に以下の英文も掲載した。 Crysis after retirement?At this rate, I will end up being just an old man.I think that reading only books only …
アメリカ大統領の不正選挙から見えてきた、驚くべき腐敗の世界的構造。ポンペオが台湾よりも先にジュネーブに飛んだ理由も分かった。あまりにも急激な展開と規模が大きすぎて絶望する余裕もない。兵頭正俊氏のように魂を失わず、強くならなければと思った。 …
一昨日のブログ「目覚めた人の世界観」で、アメリカの大統領選挙を巡るトランプ対バイデンの抗争について、不正選挙を暴くトランプ側に正義があるとしてコメントしたが、それは自分のコメントとしてするべきではなかったことについて今日書いておきたい。つ…
アメリカ大統領選挙に関わる、連邦議会乱入暴動まで進んだ状況や、香港の民主派議員の大量逮捕などの世界情勢に対するぼくの見方など、誰にも影響しない戯言にすぎないがそれでも、目覚めた人になると書いた以上何かコメントを書いておきたいと思う。ネット…
メランコリーな少年が、強制収容所生活を経て、刑期を終えて出所後に、ようやく自由に生き始める人生が自分の人生のように思える。それは自分の心の声を唯一の真実として、湧いてくる想いに忠実になることを方法として「書いてみること」で自覚された人生だ…
今日うつのみやに注文してあった古井由吉の「書く、読む、生きる」が届いていたので、取りに行った。すぐに読んでみると講演やエッセイを集めた本だった。ぼくは「杳子」だけしか読んでいなかったが、すぐにその世界に馴染んだ。すぐに才能を感じた。三島由…
今関心のあることが遠い昔になっている定年退職後の年金生活者が、書くことが楽しくなってきていて、昨日に引き続いて少年の頃の自分について書きたいと思う。これを読む人には分からないと思うが、書く方は若い自分に書く間だけは帰れるので楽しいのである…
昨日のブログで中学生の時から心の空虚が育ち始めたと書いたが、心の空虚は自分の成長に繋がることが確認できてよかった。自分の成長にも歴史があり、全ては繋がっていることが今なら俯瞰的に見れるので理解が可能になる。心の空虚で今思い出すのはそれが一…
最近ブログに書いてきたことで、自分がどういう人間か真実が見えてきた気がしている。小学校までは自我が生まれていないので、両親や学校の先生やクラスのみんなと穏やかな一体感があって幸せだった気がしていた。ところが、実際は表面化しない妬みを持たれ…
定年後無職で年金で生活する者は、日常的にどうしてもやらなければいけない事から解放されている。コロナ禍の一部の人の、仕事がない苦しさからは解放されている。だからやることがなくて暇だと言ってはいけないのだ。先ほどテレビで「ポツンと一軒家」とい…
何のために働くのかと問うて、生きていくためにと答える。では何のために生きているのかと問うて、まさか働くためとは答えないだろう。幸福を得るためと答えるのが一般的だと思える。ではあなたは働いて幸福が得られただろうか?高度に発達した現在の資本主…
本を読むことは簡単にできる。文章を書いて本にすることはかなり難しいのに対して、本になったものを読むことは字が読める人であれば、誰でもすぐにできる。図書館で借りてくれば無料で読める。簡単にできることなのに、本を読む人はどんどん少なくなってい…
もうどんなことを書いて傷ついても、その傷の中に沈潜して回復するだけのたっぷりした時間があるのだから、過去に苦しく孤独で誰からも無視されていたことがあっても平気で振り返ることができる。自分だけが周りから拒絶されて、寂しい穴の中に気が落ち込ん…