2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
地元の文化協会加盟サークルは市の生涯学習課から活動費の援助を受けていて、ぼくたちの読書会も毎年活動の申請をしてお金を得ている。今年度はコロナ感染で計画していたイベントが中止となったので、予算がかなり残ることになり予算消化として、メンバー一…
自分の行動を変えるには意識を変えればいい。自分を作っているのはほとんど意識なので、意識を変えることに注意を向けて自分をコントロールするわけだ。ぼくは本を読むことが意識を作ってきたと思っている。もとより環境が人間を作るのだけれど、環境を一定…
穏やかな午後の日常をリビングのソファーに寝そべって、何もない今を楽しんでいた。何もしなくていいし、何かやることがあればすればいいという、余裕の心境にあることに気づいた。もう何年もその感じを失っていたように思う。全く久しぶりにその感じに触れ…
このブログで何度も書いているが、唯川恵という金沢出身の直木賞作家について改めて触れたい。来月の19日に金沢市の隣の野々市市に来られてトークショーが催され、ぼくは主催者から事前に何か質問をするように「段取り」されている。多分会場で誰も質問しな…
ブログを書いている自分に会いたくなった。何となく気分が沈んでいるのは、江藤淳のフォニイ論というのを読んだからだ。割と好意的に読んでいた加賀乙彦の小説をフォニイとケチをつけられた。フォニイとは「空っぽでみせかけだけの、インチキの、もっともら…
昨日北陸では珍しくいい天気だった。雲が太陽を遮る時間はあったが長くは続かなかった。最高気温は2月なのに14度まで上がった。こんな恩寵のような日に、テニスができる仲間がいることが最高の幸せと思わなければならない。でも最高の幸せというよりも、普通…
ぼくの場合、書くことはほとんど自分との応答だった。自分に問いかけ、答えを導き出す思考過程を再現することだった。話すことになると書くことよりも、使用する言葉が会話形式に閉じ込められるため制限されるように思われる。話す場が公共的に設定される場…