2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
赤裸々な心というと生々しいが、 普段世間体やら役割を気にして隠されている心に、 その壁を破って触れてみたいという欲望がどうしても しばらくすると芽生えてくる。 ああ、ぼくと似たような考えを持っていると感じたり、 どうしようもない性格に同情してし…
ぼくも長年、資本は悪だと思い込んでいた。 www.youtube.com
以前のブログで、山本哲士氏の吉本隆明「日本経済を考える」講演に対する解説を読んで、ぼく自身の感想を書いていた。それは生活者にとっては経済から何を知ればいいのかという問題だった。今ある経済学は支配者の学であり、それを生活者の学にするには、支…
現役の直木賞作家の唯川恵のトーク・ショーに参加してきた。軽井沢から実家のある金沢にきて、金沢の隣の野々市でやる事になって、戸惑っている感じを受けた。田舎に帰ったらいつもの調子と違うものを感じたのではないだろうか?作家という感じは受けず、普…
サラリーマンの時は組織に属しているので、自分のことは後回しにしてみんなの事を考えるのが第一だった。その習性がついているので、定年退職後に自分のアイデンティティを確認するためにもがくことになった。ある意味、社会的な規制がなくなってわがままを…
昨日のブログで、山本哲士氏のページを個人の記録として無断転載した。無断転載しても何の影響もないと思うが、マナーには反することだろう。ただぼくは山本哲士氏の本をまともに読んで理解できる読者ではないし、ことさら連絡をとって転記の許可を申し出る…
好みの作家があり、純文学に限っても様々な主人公の物語があって、一気に読めるものに出会うことは稀で、途中で投げ出してしまうこともある。今日読んでいたのは小説ではなく、評論だった。武者小路実篤の評論でトルストイからの影響で、華族でありながら自…
ぼくのブログは2月14日に160アクセスあった他は、1日 4~24の間でアクセス数が推移している。一人の方が複数ページにアクセスする場合もあるし、アクセスしても記事を読んでくれているかどうかもわからないので、多分10人ほどは読んでくれていると思われる。…
マルクスと格闘した吉本隆明の、経済学に対する基本的な考え方が現れている講演記録を記載している、吉本思想を受け継ぐ山本哲士氏のページを見つけた。現在のところぼくの世界観の基盤としたい。(無断転載させていただく___つまり、ぼくの個人的なメモ…
今日「大阪」を読んでいて、作者の柴崎友香の中学から高校時代の自分を回顧する場面が詳細に綴られているのを、やっぱり都会の女子だなと感じた。流石に作家の記憶は鮮明で具体的だった。漫画やテレビ漬けの小学校時代だったのはぼくと同じ環境と思えるが、…
この前、柴崎友香の「春の庭」を読んで面白かったので、図書館に同じ著者(岸政彦という社会学者との共著)の「大阪」を予約していた。二、三日前から読んでいて大阪の移り変わりを懐かしんでる文章に、時代を描写する面白いエッセイを見つけた感じがした。…
いつもこのブログに向かう時は、何か書きたい気分がふっと湧いたりしているのだが、今日は特別何か書きたいという衝動がない。日常はコロナ下という状況に慣れ、特に不便もなく穏やかに過ぎていく。もともと引きこもり体質であるのと、テニス教室や読書会仲…
我が国には源氏物語という、世界最古の小説が残されていてそれを元にいくつかの有名作家による現代語訳があり、読むことができる。英語にも翻訳されているので世界文学として、世界に日本文化のコンテンツが共有されている。この内容を源氏物語を読んで知っ…
先日書いたブログで、すでに人生の目的が自分や自分の家族のために生きることでなくなったと書いた。ということは、過去に自分のための人生を充実させることを目的にしていたことがあるということだ。そう、サラリーマン時代はずっと自分のことが最優先にあ…
何らかの制限が必要と感じ始めている。現代社会はネット環境やコンビニなど便利になって、簡単に情報が手に入ったり簡単に物が買える、ということに注意を向けたいと思う。例えが変かもしれないが、テニスでスキルの知識は簡単に手に入るが、そのスキルを身…
67歳の定年退職者が、何のために生きているかと自分に問うている。既に自分の幸福のためや家族の幸福のためと思っていない。だったら社会や国の公正な運営のために、何か自分の力を活かしたいということだろうか?青臭いどこか偽善的な匂いがすると言われよ…