2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
こんなに遠く誰もいない打ち捨てられたところに 君を連れて来てしまってそれでも平気でいてくれて ありがとう 君が不思議そうに笑うのを申し訳なく 思ったものさ どんなに感謝しているか君には分からないかもしれないが 一人になってこれまでの君の無邪気さ…
どんな風に書いたらいいか、ここでは思い悩まないことにしよう。自分だけのことだから誰にも迷惑はかけないはずだ。テニスをしたり、本好きの仲間とのおしゃべりだったり、ちょっとした楽しみのような恋心を秘密にしたりなどといった、日常の世界のことはど…
昔、金沢の竪町通りに「きゃすぺ」というジャズ喫茶があった。ぼくは高校生の頃から行っていて、サラリーマンになってしばらくして店はなくなっていたから、10年くらいは通っていたことになる。小さな店だったが、居心地は良かった。3年ほど前、吉祥寺にある…
古今東西あらゆる世界、 歴史に繋がるようになって、 人々は自分でものを考え、発言することをしなくなった すでに自分の考えることは誰かが考え尽くしていて 同意するか、否定するかしかしなくなった 悲しいかな自分をしっかり大地に立たせることに意欲がな…
金曜日、泉野体育館のテニス教室で現代テニスでのサーブを教わる。土曜日、野々市中央公民館で李恢成の「哭」の読書会を開く。日曜の今日は、野々市スポーツランドでテニス仲間とダブルスを楽しむ。3日連続でそれぞれ違う仲間と外で会って交流した。こんな…
死の予感といっても自分の死ではない。ここ半年の間に、二人の知人の死に触れることになった。家族とか親類の死にはこれまでも何度か立ち会っている。この二人というのは趣味の仲間という関係で、必ずしも友人というほどの付き合いがあったわけではない。一…
何か書きたくなってこのブログに書きつけようとしている。今日はこんな日だったみたいなことは書きたくない。昨日、島田雅彦の「虚人の星」という小説を読んだ。一度この作者の政治観が俗っぽくて、常識となっているごまかしに無自覚なので読むのを投げ出し…
昨日のブログで最近外出が多かったと書いたが、一昨日の日曜日にはテニスのハシゴをすることになったことも付け加えておきたい。午前中はいつもの仲間でプレイしたが、午後3時からは初対面の人とゲームを楽しんだ。当然コートもいつもの野々市のコートではな…
ここ数日来今日まで、外出することが多く、意識が外側に向いていた。これまでの自分には珍しくよく喋っていたと思う。数日来天気が良かったこともある。花見の時期には、野々市の高橋川沿いから下って同じ水系の伏見川沿いまで歩いて、満開の桜に寄り添った…
昨年コロナで自粛することになった文学散歩を、今年はどうするかということになって、昨年書いた案内文書を探していて見つからなかった。データもパソコンに残っていなかった。今年は同じ企画でどうかと思って、メンバーの人に相談するのにそれを見せたかっ…
山本哲士氏の政治的立場が分かった。2015年の安保法制を巡って当時の安倍首相は、個人意志と共同意志の混同という詐術を行った。今起こっているのは、ポスト・モダン・ファシズム現象である。しかし新たなファシズムを打ち破る萌芽も同時に生まれた。安保問…