2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
日々スマホやパソコンに接続して暮らしていて我々は情報に取り囲まれている。無料の情報や公共性のある情報や特定の人にしか必要のない情報がある。とにかく情報で溢れていて、情報漬けになって不必要に情報に晒されているのが普通の状況になっている。だか…
以前、我が地方局のMROラジオでも村上Radioが聴けたと思うが、昨日聞き逃してradikoで探したが見つからなかった。幸いYoutubeに誰かがアップしてくれていた。世の中がオリンピックで騒いでいる時に、おバカでお気楽な曲をかけまくるこの番組を聴いて、ぼくは…
企業内のサラリーマンという属性では、一方的にコントロールされる方になってしまう。だからサラリーマンから自己を分離し、一旦抽象的な個人になる必要がある。組織内の人間関係から独立した抽象的な個人を壁の内側に創ることになる。その頃インターネット…
会社で個人の自由を奪われている自分は仮の存在だとみなすことを外在化と呼ぼう。会社の拘束から離れて自由な存在に帰ることを内在化と呼ぼう。内在化された自分は自分のものであり、改めて作り上げることが始まる。ぼくが社長の一言から壁を作って始めたこ…
社長の言葉による攻撃に対してぼくがとった最初の対抗策は、自分と会社の間に壁をつくることだった。もうそれ以上言葉の進入を許さない強固な壁を作って防衛することを考えた。養老孟司は人生には3通りの生き方があり、壁の内側で生きるか、外側で生きるか…
今から思うと、ぼくの人生の中で、38年間のサラリーマン時代は特殊な閉鎖社会に閉じ込められていたような感覚がする。経済的には現実世界と繋がっていたのだろうが、文化的で自由な環境からは断絶した、社長親族を中心とした村社会に繋がれていた気がする。…
ぼくの個人的な体験として地元の会社に就職して、38年間働いたことの自己評価をしてみたい。今になってまだそんなことを考えるのか、過ぎ去った過去をいつまでも引きずるのか、呆れるばかりだと思われるに違いない。生きていくにはそうするしかなかった、よ…
今日は朝から真夏のようなピーカンの空で、こんな炎天下でテニスをするのかと思うと流石に億劫に感じた。身体がだるくなかなか眠気が取れなかった。でも仲間が集まるから出向かなければと準備し始めると体に力が入ってくるのが分かった。コートに立って始め…
子供の頃は女子の方がマセていて、ぼくが結婚ってどういうことかを女子に訊いてみたことがあった。その女の子は、食べて寝て一緒にいることよと言ったのだった。そうか、一緒に食べて一緒に寝てそれで1日が終わり、それを毎日繰り返すことなんだと妙に納得し…
(この動画の17:43あたりで、先生の研究室に自治会系の学生が出入りしていたことが明かされている。)源氏物語から岡野弘彦氏を知り、国学院大学の名誉教授ということからこのサイトを知り、ぼくの青春との縁を感じた。
現代において源氏物語を読む意義みたいなもの、あるいは近代によって歪められてしまった自分の心を一瞬にして千年の恋の感情で融解するもの、幸いにもそれが日本で文字に残されていた。 www.youtube.com
定年退職してただの人になって、人間関係がリセットされて、さてサラリーマンを卒業して自分にはどんな道が開かれるかは、単なる人生のテーマではない。それを考えるにあまり余裕はなく、自分探しの焦燥感がつきまとった。どうしても歩かざるを得ず、空虚を…
昨日は突然のお電話で失礼致しました。私は今年読書会連絡協議会という小さな団体の会長になったばかりで、講演をお願いするのは初めてのことでした。前例があって、読書会のメンバーの方の中には先生の講演を複数で聴いて、先生のお名前を親しみを込めて呼…