2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今年立てた目標に、自分が属する読書会で読んだ本の感想文を書くというのがある。そこで今年最初の課題本の小池真理子「テンと月」の感想文を書こうとするのだが、どうも億劫で書く気がしないでいる。いっその事目標から外そうと考えたが、外すにしても理由…
パソコンにmp3などの音源データが溜まってくると、メモリーを食うのかブラウザの表示が遅くなったり、ブログを書いている時文字変換が遅くなったりしたので、思い切ってデータを削除した。3GBぐらい減って調子良くなった。ぼくの様々のこだわりも捨ててスッ…
これはぼく自身の問題で、何か現実的なきっかけとか必要があってのことでもないので、あなたがもし読んでくれたとしても伝わることがあるとは思えない。けれども、こんな抽象的なことが問題になっている事実を示したい気持ちがある。それは内部か外部かとい…
斎藤幸平によって現代にマルクスが蘇った。物質代謝という概念が概念としての力を発揮するようになった。あらゆるものが物質の自己運動でできていて、資本主義はそれを乱していることが分かり始めている。21世紀のマルクス主義というものが20世紀のマルクス…
推理小説とかファンタジー、時代小説などと違っていわゆる純文学にはどこかが決定的に違う部分があるように思える。藤沢周平や安部龍太郎や司馬遼太郎、永井路子の小説はいくつか読んで面白かった。ミステリーものでは、ローレンス・ブロックのニューヨーク…
本当は記事の出処元をリンクで示すべきなのかもしれませんが、いつまでも自分が読み返せるようコピペさせていただいた。あの阪神淡路大震災の時10歳だった、今は歌手として活躍されている田代作人さんの挨拶文が心に響きました。(というか、ありのままで具…
38年間のサラリーマン時代を強制収容所時代だったとこのブログに書いてきたが、そうでも思わないと救われない気がしたからだ。そのぼくの人生の半分以上を占める屈辱の昏い時代をこれまで無きものにしたいと直面するのを避けてきた。しかしいくら記憶を消そ…
もう悲しくて苦しくて寂しかった孤独死寸前の時期を脱して何とか高校へ行っていた頃、多分必死で母はぼくを支えるのに大変だったと思う。どうしていいか分からず祖父に相談して大学病院の精神科で診てもらうのに付き添いをお願いしていた。しばらく精神安定…
自分史を書いてみようとしていた時期があった。今ここにいる自分はもう68年間も生きている。この自分とは長い付き合いだ。世間知らずの、自尊心が強くていつも一人でいる、目立とうとしないがいつの間にか周りから浮き上がってしまう、楽天家にして夢想家、…
今年の目標の読書目標で、『人新世の「資本論」』を読了する。目標に設定したことをやり終えるのはやはり達成感がある。読書目標にこの本を選んだのは、思想書で40万部以上売れている話題の本であることももちろんあるが、今の若者の一人とマルクスという古…
中二病ならぬ高二病について書いたことがあったが、今度は一挙に高齢化して永遠病とでも名付ける、心の状態について書いてみたい。中二病が持っている危うい心の閉鎖状況がぼくの場合、高校生の時や定年退職後の初期高齢者の今にもあるのではないかと思える…
私は自分を変えたかった。色々手を出しては長続きしないので最低限に絞って、同じことを繰り返してその領域を極めたいと思った。目移りするのがいけないから、情報を遮断したかった。すぐにちょっと面白いと思ったら見てしまう、影響されやすい自分を変えよ…
新年にあたり68歳の今現在、このように在ることにどのように感じているかを書いてみたい。今書いているこのブログはすでに5年目に入ろうとしているが、自分を見つめる時間と場所が提供されていてありがたく感じている。ブログを書くという習慣が身につかなか…
定年退職者の手記 定年後をどう生きるかみたいな本がよく売れているらしい。自分もその渦中にいて、その本にあるように自分も残念ながら定年後居場所がないことを認めないわけにはいかなかった。それは敗北感がともなった。 スターバックスは「第三のプレイ…