開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Dublinersの翻訳から英語を学ぶ1

CLAY/土くれ The matron had given her leave to go out as soon as the women’s tea was over and Maria looked forward to her evening out. /女たちの夕食が夕食が済み次第出かけていいと寮母から許可をもらっていたので、マライアは今宵の外出を心待ち…

English diary

I want write a dairy from 29 spring on saturday until I can write it what I think. English is second language and second character for me. Today is memorial day of starting writing my diary. Today is warm as early summer as just ok wearing…

自分の記事をグーグル翻訳で見てみる

自分の書いたブログ記事をグーグルで自動翻訳してみることを思いついた。う〜んと唸った。なるほどそうなるのかという発見が、英作文の苦手なぼくにはあった。自分の書いたことなので意味は分かっていて、英文の意味も分かって記憶される。こんな勉強法もあ…

自分に似た小説家の見分け方

ぼくにどれだけ小説を書く能力があるか本気になって試したことがないから、お手本にしたい作家とか自分と思考回路や感情表現が似ている作家がどれほど重要かは分からない。村上春樹はある人の説によると、「赤頭巾ちゃん気をつけて」の庄司薫のことを後を継…

ぼくのサラリーマン時代は強制収容所にいた

過去の記事を読み直してその当時を思い起こすとともに、よりその頃の気持ちに正確に寄り添おうと思った、、、、 38年間のサラリーマン時代を強制収容所にいたとこのブログに書いたが、自分の人生を自分を殺すことで壮大な無駄に追い込んだ企業環境をそうでも…

全てを読むとしたら誰を選ぶか?

読書についての小林秀雄の言説の中の、自分にぴったりと感じた作家の全てを読めという一文がこのところぼくの読書を迷わせている。つまり、この影響力の支配下に入ったわけだ。最初に選んだのは、サラリーマンの経験がある小説家、黒井千次だった。確かにサ…

ぼくはいわゆる悠々自適では無かった

昨日のブログで最近自分に訪れた心境が悠々自適という、定年後隠居して自由になることのように類推してみたがどうも違うらしい。城山三郎の「部長の大晩年」を読んでみたが、俳句や骨董収集での趣味三昧が一般的な悠々自適イメージだとすると、ぼくは違うこ…

悠々自適の心境に今なってる?

定年退職したら悠々自適の生活が待っているとよく言われる。毎日が日曜日だと言う。そのように外見は見える知人や仲間はぼくの周りに多いが、そんな人も悠々自適の心境かと問われれば誰一人そうだと答えないと思う。誰も心の中までは分からない。ただ自分自…

小林秀雄は読者代表だ

小林秀雄の「読書について」を読んで以来、小林秀雄の書いたものを読んでいこうとこころに衝動を感じている。小林秀雄についてはもちろん賛同者や批評の神様として持ち上げる人が多いが、批判する人たちも多い。アマゾンのカスタムレビューに榎戸誠という書…

30代中ごろの自分

居間にある収納棚には下半分が引き出しになっていてタオルなどが入っているが、上半分は年賀状綴りやアルバムや料理本や卓上鏡や筆立てなどが雑然と置かれている。そこに母が呑む薬を入れた収納ボックスを入れるために、スペースを確保しようとして買いため…

大きい物語と小さな物語

昨日、石川県読連協の理事会に初めて参加することになり、読書会による人間関係がまた広がることになった。自己紹介で来月70になると気を許して喋ってしまうと、周囲から歓声のように若い!と言われた。会長から声がかかって副会長(四人のうちの一人)を引…

小林秀雄が切り開いた道

このブログで「本を読むことの原点に向かって」考えていた時に、小林秀雄の「読書について」を参考までに読んでおこうくらいの気持ちで読んでみた。多くの文学講演会の講演記録を書き直したエッセー集と思えたが、読んでみて分かりやすくすんなり入ってきた…

黒井千次「夢のいた場所」を読む

黒井千次の小説は「春の道標」を読み始めた時、生理的に受けつけない箇所に出くわしてからもう読まないでおこうと決めたのだったが、「夢のいた場所」という作品が作家になってから自分のサラリーマン生活で出くわした体験をどうしても「総括したい」思いに…

生産的な自分になるために

生産的な自分になることを69歳の誕生日を迎える時に、このブログに書いていた。今年来月で70歳になる。どれだけ生産しただろうか?小林秀雄は「読書について」というエッセイで、文化というのは物を生産できて初めて文化と言える、というようなことを述べて…

I'll say arigato to you

In an abandoned place so far away Even though I brought you here, you're still fine I'll say arigato, thank you I'm sorry for your strange laughter I thought You may not know how grateful I am Being alone, your innocence until now There we…

おかえりただいま

テニススクールから帰ってきて、 まだ身体に運動した後の余韻を残して、 ぼくにただいまと言った君は 少女に帰っていて、無邪気だった。 ぼくは目で君を抱きしめようと思った。 肌は滑らかで引き締まって丸かった。 そんなことは何年振りだろう。 いや初めて…

文学は快楽だ

おそらく文学にしか自分を受け入れてはくれなかった、という経験を持たれている人がぼくの他にもいると思う。そうは言っても文学は漠然としていてつかみどころがないと思われるかも知れない。ぼくにとってはさしづめ、何でも受け入れる広いこころ、といった…

市民読書クラブ

小説を書く人達で仲間を作るのは同人という。小説を書くことまではしないで、好きに読んで楽しむ仲間を作ることは何というだろうか?サロンという古めかしい言葉がある。ジョイスの何かの小説を図書館で立ち読み(椅子に座って読むほどでなく)している時、…

大江健三郎と黒井千次

「非常にスケールが大きく、歴史や地理を踏まえた独自の場所を切り開いた。私たちとは別の世界、違うところに立っていた」___これは黒井千次が大江健三郎を評した言葉だ。ぼくは最近大江健三郎の「晩年様式集」を読んでいたが、たまたま図書館に予約して…

善意と親しみと友情と

今日朝10時から金沢の北部にある浅野川体育館で、伊藤コーチのプライベートテニスレッスンを2時間受けた。バックハンドのスライスとスピンの使い分けがコンパクトにできる打ち方と、バウンドの高いボールのバックハンドでの打ち方、バックハンドハイボレー等…

定年退職後ブログを書く意味

定年延長1年はしてみたが、2年目の配属先に耐えられそうになかったので退職することにした。妻には反対されたが、これだけはどうしようもないと絶対動かないと決めたようにして会社には行かなかった。その時の決断は定年後のことだから大したことではないよ…

春爛漫の日

今日家近くの高橋川沿いの桜並木を妻と歩いてきた。ソメイヨシノは満開に近かったが反対側はヤエザクラでほとんど咲いておらず、時期をずらして楽しめるように植えられてあった。高橋川にはアオサギが舞い降りてきて、真ん中でじっと動かなかった。数メート…