開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

つながり

仲間になれなかったYさんへ

せっかく問い合わせのお電話までいただいたのに、当日私たちの読書会に見学にお見えにならず残念でした。きっとあなたも本が好きで、本を人生の伴侶とする生活を営まれていらっしゃることと思います。あなたが30歳の女性だと電話に出たOさんから連絡を受けた…

ぼくは議論がしたかった

今日は午前中読書会の理事会で、午後からテニス教室だった。今日のことを夜、湯船につかって思い出していた。理事会はぼくが会長なので話の進行を担当した。約2時間近く話は活発に進んだ。どうしたら新しい会員を迎えることができるか、このままでは「高齢…

「こころの故郷」づくり

何かを書きたい気分になっている。この気分という情動の存在論を確かハイデッガーが「存在と時間」の中で書いていた気がするが、確かめるのも億劫なので自分の心に聴いてみることにする。気分には判断にまで至らない曖昧性があるが、何かのきっかけにはなっ…

Love others to love yourself

他者を経由して、自分のことが好きになれること。 www.youtube.com

村上JAMは文化資本だ

コロナ禍の文化資本に、セールスフォースが加わっている。ぼくはこの企業のセールス担当者とサラリーマン時代にあったことがある。今から7年ほど前に、はるばる東京から金沢までセールスに来ていた。 www.youtube.com

こころの求める三つの課題

2020年がもうすぐ終わろうとしている。今年を振り返るにはまだ少し早い気がするが、年賀状のデザインを決めたし、スノータイヤにも変えたし、今月の読書会例会も終えたので、懸案のものがなくゆとりを感じている。そこで今年を振り返り今後の定年後生活の、…

自惚れたっていいんだぜ

ドラムとタンバリンが奏でるシンプルなリズムが小気味いい。この自由さは男でしか出せないかもしれない。むずかしく考えないでありのままに単純でいよう、というメッセージもいい。ずっとずっとこのまま永遠に続いても構わない。気があったら仲間に加われば…

書くとは「こころの故郷」を見つけること

なぜ書くかという動機について改めて考えておきたい。その動機に再び出会うことでこのブログを書き続ける意欲を持ち続けたいと思う。なぜ書くかの問いに、発見することがあるとサルトルは「文学とは何か」の中で述べている。書いて発見することがあるのと、…

弟への手紙のこと

実の弟に手紙を書くのをブログに公開するなんてことは誰も恥ずかしくてできないだろう。ぼくの家族のことをネットに晒すことは、プライバシーの問題にもなりかねない。しかしぼくはただの初期高齢者で、ほとんど誰からも関心を持たれていない。だからぼくの…

人生の意味を考えること

多分ぼくだけじゃなくほとんどの人が、人生には意味がないか認められないと思っていると思う。ずっと小説を読んできて、人生は無意味だというメッセージばかりだったように思う。いわゆるニヒリズムがあたりまえになっている。ぼくが信じている仏教でも人生…

特攻隊と星の王子さま

昨日ブログに書いたことが当然自分に返ってくる。I'll be a person to encourage.と書いたら、そのような自分になろうと考えることになるよね。自分がこれまで読んだ小説の登場人物の中で、君に紹介できる人物がいなかったか頭をめぐ回らせてみたんだ。例え…

belonging toについて

虚しさや打ちひしがれた感じや気分の落ち込みの原因は、自分がある仲間や集団から除け者にされることにあることは、おそらく間違いないと思われる。孤独になっても仲間や集団を気にしない時には、そのような否定的な感情にとらわれることはない。自分が相手…

村上春樹の読者

文学に力があるとしたら、どんな権威にも頼らず自分の感性と良識に従って生きる力を、自身の読解力によって受け取る作法を教えてくれることだと思う。今日、読書会の仲間で80代のおじいちゃんが、村上春樹の「アイロンのある風景」を面白かったと電話してく…

人間を人間として扱うマルクス主義

なぜ資本主義では鬱やコミュニケーション障害の人が増える傾向になるかといえば、人間をモノのように扱うからだ。ぼくの38年間のサラリーマン生活でも今から思うと、誰もが当然のように人をモノとして扱ってきたと思う。それは「使う」という言葉を使うから…

倦怠とはどういう状態か?

何もする気がしなく、昨日までのめり込むほどであった作業に今日はどういうわけか乗り気がしない時、いったい精神はどういう状態になっているのだろうか?一般的に取り組めない時は二つのことを同時にしようとしている状態で、取り組みを開始するには一方を…

趣味による交流

ぼくは定年になってから会社との繋がりがなくなったので、会社以外の交流の場を持ちたいとそのことを一番の目標にしていた。テニスの同好会は会社員時代から会社以外の交流の場を持ち得ていた。今もテニスを週一回以上は続けていて、その人たちとは家族的な…

ぼくの大事なものは普遍性(公正さ)

人は自分の大事なものをこれ以上ないくらいに大切に扱うことで、従事する時間を集中して過ごし、一つの投企を実現するプロセスを完了させることで自己成長を果たすようにできている。ぼくの場合、それが普遍性(≒公正さ)であろうと気づいた。普遍性だからこ…

石川の人

浅野川界隈 ぼくは金沢で生まれたので石川県民でもある。普段そんなことは意識しないが、身近なことから始めようとすると今住んでいる場所が意識される。今住んでいるのは金沢の隣の野々市市だが、幼稚園から小学校、中学、高校、大学とずっと金沢だった。金…

同じ本を読んでる人

どういう経緯でその人のブログに出会ったかはもうたどれないが、その人はぼくと同じ読書傾向があるようだった。彼(彼女かもしれない)のブログに、以下の文章があって目に止まった。 村上春樹の「ノルウェイの森」の主人公のセリフに「『資本論』を正確に読…

近藤等則という男

今日ふと思い出した、近藤等則という男。最高に格好いい。ライブ中の映像で、決死隊のハチマキを巻いた少女の顔が目に焼き付いた。KONDO IMA CHINA DEMONSTRATION LIVE'90。 いわゆる共産圏下の民主主義について考えさせられる。同じように、イスラム原理主…

都会のスローライフ

よく定年後の生活のモデルとして、田舎でのスローライフが取り上げられるが、私は都会でのスローライフの方がいいと思っている。何より文化的なインフラ(コンサートホール・美術館・図書館・体育館・スィミングプール・テニスコート・ミニシアター・博物館…

レンタル何もしない人VS相席ラウンジ

昨日の午後は2時半ぐらいからずっとNHKのドキュメント72hoursを見ていた。偶然見出したら面白くてやめられなくなった。視聴者が選ぶ今年のベストテンの2位と3位が特に今の世相を浮かび上がらせる断面になっていた。東京の「レンタル何もしない人」と仙台「…

働かない人は存在していけないか

今日ぼくとしてはこれまでに完全に噛み殺していた、自分を非難する世間の声を久しぶりに自分の内部に聞いてしまった。そう、健康でまだ働けるのに何でお前は何もせず家でぶらぶらしているのかという声だ。近所にNさんという元民生員の人がよくうちの前を歩い…

人はなぜ物語を必要とするか

「人」のことは自分をモデルにできるので、実感とか納得感が得られれば普遍的に考えられたことを自分のものにすることができる。「人はなぜ物語を必要とするか」も正解を気にすることなく、まず自分はどうなのかを見てみればいい。(ちなみに世の中には自分…

最悪の事態を想定する

今を知るために、人生の最悪を想定して「孤独死」と検索してみた。現役世代が離婚やパワハラなどでつまずくと、誰にも気づかれずに、そして誰からも手を差し伸べられることなく孤立し、健康状態の悪化などによって、ひっそりと命を閉じていく、、、ここに現…

本当のところはわからない

これから書くことはぼく自身の心に現れた真実だ。これを読む人に知り合いや家族がいないとわかっているからこそ書けることだ。66歳になってもまだこんな感情が湧いてくることの意外さに自分自身が驚いている。二人切りでその場にいるだけの感覚がどういうき…

読書会の意味

それは一人で読書することを超える何かの価値を前提にしている。もとより読書は作者の作品世界を媒介にした、作者と読者の「対話」である。その作品は作家が現実世界で体験した出来事を意味のある物語に再生産したもので、読者はその作品を追体験することを…

村上春樹の読者が若いわけ

ウチの購読紙は地元の地方紙である「北國新聞」なのだが、先日来数回にわたって村上春樹のインタビュー記事を連載していた。インタビュアーの記者は業界では有名なハルキ礼賛者の時事通信社の人らしい。連載の最後に、海外の読者に若い人が多いのは何故かと…

友人を失ったかもしれない

文学、といっても小説のことをどう捉えるかで、ぼくと彼は違っていた。その違いはこれまで何ら問題とはならなかった。それがつい最近お互いがもう受け入れがたいほどまでに距離を置くことになるとは全く想像していなかった。最初は小さなほんとに趣味の違い…

Love minus zoro

ボブ・ディランの歌詞に初めて出会う。こんなにも闘う詩人だったとは、今更に気づく自分が情けなくもある。ぼくの気づきでは、最後の方のカラスは「カフカ」のような存在で、それは「海辺のカフカ」に出てくるカラスに通じている、、、 My love she speaks l…