開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知るために、そしてそれを解くために。

つながり

人間を人間として扱うマルクス主義

なぜ資本主義では鬱やコミュニケーション障害の人が増える傾向になるかといえば、人間をモノのように扱うからだ。ぼくの38年間のサラリーマン生活でも今から思うと、誰もが当然のように人をモノとして扱ってきたと思う。それは「使う」という言葉を使うから…

倦怠とはどういう状態か?

何もする気がしなく、昨日までのめり込むほどであった作業に今日はどういうわけか乗り気がしない時、いったい精神はどういう状態になっているのだろうか?一般的に取り組めない時は二つのことを同時にしようとしている状態で、取り組みを開始するには一方を…

趣味による交流

ぼくは定年になってから会社との繋がりがなくなったので、会社以外の交流の場を持ちたいとそのことを一番の目標にしていた。テニスの同好会は会社員時代から会社以外の交流の場を持ち得ていた。今もテニスを週一回以上は続けていて、その人たちとは家族的な…

ぼくの大事なものは普遍性(公正さ)

人は自分の大事なものをこれ以上ないくらいに大切に扱うことで、従事する時間を集中して過ごし、一つの投企を実現するプロセスを完了させることで自己成長を果たすようにできている。ぼくの場合、それが普遍性(≒公正さ)であろうと気づいた。普遍性だからこ…

石川の人

浅野川界隈 ぼくは金沢で生まれたので石川県民でもある。普段そんなことは意識しないが、身近なことから始めようとすると今住んでいる場所が意識される。今住んでいるのは金沢の隣の野々市市だが、幼稚園から小学校、中学、高校、大学とずっと金沢だった。金…

同じ本を読んでる人

どういう経緯でその人のブログに出会ったかはもうたどれないが、その人はぼくと同じ読書傾向があるようだった。彼(彼女かもしれない)のブログに、以下の文章があって目に止まった。 村上春樹の「ノルウェイの森」の主人公のセリフに「『資本論』を正確に読…

近藤等則という男

今日ふと思い出した、近藤等則という男。最高に格好いい。近藤等則 IN CHINA。 www.youtube.com

都会のスローライフ

よく定年後の生活のモデルとして、田舎でのスローライフが取り上げられるが、私は都会でのスローライフの方がいいと思っている。何より文化的なインフラ(コンサートホール・美術館・図書館・体育館・スィミングプール・テニスコート・ミニシアター・博物館…

レンタル何もしない人VS相席ラウンジ

昨日の午後は2時半ぐらいからずっとNHKのドキュメント72hoursを見ていた。偶然見出したら面白くてやめられなくなった。視聴者が選ぶ今年のベストテンの2位と3位が特に今の世相を浮かび上がらせる断面になっていた。東京の「レンタル何もしない人」と仙台「…

働かない人は存在していけないか

今日ぼくとしてはこれまでに完全に噛み殺していた、自分を非難する世間の声を久しぶりに自分の内部に聞いてしまった。そう、健康でまだ働けるのに何でお前は何もせず家でぶらぶらしているのかという声だ。近所にNさんという元民生員の人がよくうちの前を歩い…

人はなぜ物語を必要とするか

「人」のことは自分をモデルにできるので、実感とか納得感が得られれば普遍的に考えられたことを自分のものにすることができる。「人はなぜ物語を必要とするか」も正解を気にすることなく、まず自分はどうなのかを見てみればいい。(ちなみに世の中には自分…

最悪の事態を想定する

今を知るために、人生の最悪を想定して「孤独死」と検索してみた。現役世代が離婚やパワハラなどでつまずくと、誰にも気づかれずに、そして誰からも手を差し伸べられることなく孤立し、健康状態の悪化などによって、ひっそりと命を閉じていく、、、ここに現…

本当のところはわからない

これから書くことはぼく自身の心に現れた真実だ。これを読む人に知り合いや家族がいないとわかっているからこそ書けることだ。66歳になってもまだこんな感情が湧いてくることの意外さに自分自身が驚いている。二人切りでその場にいるだけの感覚がどういうき…

読書会の意味

それは一人で読書することを超える何かの価値を前提にしている。もとより読書は作者の作品世界を媒体にした、作者と読者の「対話」である。その作品は作家が現実世界で体験した出来事を意味のある物語に再生産したもので、読者はその作品を追体験することを…

村上春樹の読者が若いわけ

ウチの購読紙は地元の地方紙である「北國新聞」なのだが、先日来数回にわたって村上春樹のインタビュー記事を連載していた。インタビュアーの記者は業界では有名なハルキ礼賛者の時事通信社の人らしい。連載の最後に、海外の読者に若い人が多いのは何故かと…

友人を失ったかもしれない

文学、といっても小説のことをどう捉えるかで、ぼくと彼は違っていた。その違いはこれまで何ら問題とはならなかった。それがつい最近お互いがもう受け入れがたいほどまでに距離を置くことになるとは全く想像していなかった。最初は小さなほんとに趣味の違い…

Love minus zoro

ボブ・ディランの歌詞に初めて出会う。こんなにも闘う詩人だったとは、今更に気づく自分が情けなくもある。ぼくの気づきでは、最後の方のカラスは「カフカ」のような存在で、それは「海辺のカフカ」に出てくるカラスに通じている、、、 My love she speaks l…

居場所を複数の存在開示でつくる

定年退職のあと居場所がなくて息苦しかったのがここ数ヶ月で和らいできている。やはり妻とできるだけ調子を合わせるようにしてきたことが大きいのだろうが、それは愛ということよりも理解によって深められていく認識とした方が実情に沿っている。調子を合わ…

居場所がなくては生きられない

哲学書をまともに読み通した事がないことに気づいたと以前ブログに書いているが、今年は兎にも角にも一冊は読み終えようと目標を持つことにした。哲学に関する例えば入門書は竹田青嗣や「ソフィーの世界」のヨースタイン・ゴンデルは読み通している。中島義…

自分にとってなぜそれが問題なのか

他者のブログを読む時いつも感じることなのだが、その記事は他人に伝えなければならないかの理由を述べないで、いきなり書かれている、というものだ。日記なのだから別に構わないのだけれど、その人の関心ごとではあるにしても、なぜそれがブログに書かれな…

欠けたものからではなく、在るものから出発する

欠けたものからではなく、在るものから出発する____それは否定からではなく、肯定から始める、と言い換えることもできる。村上春樹の文学は「気持ちよくて何が悪い?」から始めている。日本の近代文学あるいは村上春樹以前の文学のほとんどが否定から始…

島津有理子アナの目標

「NHK島津有理子アナが退局、医師目指す意向」というニュースが目に止まった。44歳で医師を目指して大学で勉強するという。遅すぎることはないのだ。きっと彼女には自分が死を迎える時、現役の医師でいたいと考えたのだろう。彼女がキャスターを務める、1…

クローズアップ現代で視た映像が頭から離れない

ぼくが視た映像は番組の終わりの方で、兄が世話をしている精神障害の弟が、荒れ果てた部屋に座っているのを後ろから撮ったものだった、、、人生に苦しんでいる、死にたい人に必要なのはあたたかい言葉や抱擁であって、どうして隔離が必要なのか?しかし、状…

ジョゼフ・コンラッドに向かう

どうもここ数日、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるらしい。1年前に読みさしになっていた「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」をなんとか読み終え、世界の終わりの方に気になることを残したような気がしたが、それを突き詰めようと立ち止まる…

同級生とは

夏は自分たちの世代では同窓会というのがある。中学と高校の同窓会の案内があった。中学の同窓会は家庭のイベントと重なり出席しなかったが、高校の方は出席したくなかった。同窓会に皆出席するような同級生の一人と会うのを避けたかったからだ。彼はぼくのF…

観客席にいたオバサンの話

前回のブログではカフカ「判決」で読んで疑問に思った箇所にまだ自分の答えを用意していなかった。そのまま読書会に臨んでいたらおそらく混乱に巻き込まれるだけだっただろう。予想されるのはカフカは難しいからめんどくさくなって投げ出してしまうことだ。…

引きこもりの自由

高校2年の時に10日間ほど不登校で自宅に閉じこもっていた時、日常の時間の流れと自分の世界内の時間の流れのズレを感じた経験から、鬱とか社会的引きこもりの問題には身近に感じている。その時大学病院の精神内科の診察を受け、しばらく精神安定剤を飲んで…

妻はどこにいるか

書くことで意識の空間ができるので書き出していくと、次第に自分が膨らんできて自分がそこで息を吸うようになる。息を吸い始めると生きている感じが生まれてきて、考えることもできるようになる。そうだ、書きながら考えるやり方が最近身についてきた気がす…

妻について

妻について書くことにする。それは自分や友人について書いているのだから、妻についても書かないのはフェアじゃないと感じるからだ。しかし、、、 先ほどから妻のことをどう書こうかと思いあぐねている。これまで日記やブログに妻、または妻となるFについて…

身元不明遺体が2万人

今朝のNHKで、身元不明遺体が2万人収容されているということを知った。身元不明と聞けば痴呆の老人や訳あって路上生活者となった人たちを連想するが、番組では普通の成人女性が取材されていた。友人付き合いもあり家族もありながらも、本当に頼りにできる相…