開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

哲学

壁の内側にあるもの

会社で個人の自由を奪われている自分は借りの存在だとみなすことを外在化と呼ぼう。会社の拘束から離れて自由な存在に帰ることを内在化と呼ぼう。内在化された自分は自分のものであり、改めて作り上げることが始まる。ぼくが社長の一言から壁を作って始めた…

生活者の経済哲学は可能か?

以前のブログで、山本哲士氏の吉本隆明「日本経済を考える」講演に対する解説を読んで、ぼく自身の感想を書いていた。それは生活者にとっては経済から何を知ればいいのかという問題だった。今ある経済学は支配者の学であり、それを生活者の学にするには、支…

現代の「経済学批判」

マルクスと格闘した吉本隆明の、経済学に対する基本的な考え方が現れている講演記録を記載している、吉本思想を受け継ぐ山本哲士氏のページを見つけた。現在のところぼくの世界観の基盤としたい。(無断転載させていただく___つまり、ぼくの個人的なメモ…

自分を入れて距離をとる世界観

一昨日のブログ「目覚めた人の世界観」で、アメリカの大統領選挙を巡るトランプ対バイデンの抗争について、不正選挙を暴くトランプ側に正義があるとしてコメントしたが、それは自分のコメントとしてするべきではなかったことについて今日書いておきたい。つ…

自分のための箴言

1. 21世紀は20世紀から学ばなければならない。 2. 革命の主体は物質である。物質の挑戦に勝つことで人類は革命を成し遂げる。 3. 現在は存在の時代である。芸術(文学・美術・音楽)はすでに過去の遺産である。 4. 人の一生=人生は、退屈を飼いならすこ…

「虚体」を巡って

確かに先の大戦での破壊され尽くした光景は、悲惨そのものである。しかし、ぼくには上の映像から破壊と同時に無限の自由をも感じられていた。それはいつ頃つかまえ得たイメージなのかよく分からないが、究極の破壊の後には創造しかないという健全な逞しい論…

段階はあるか?

人間は生まれて長生きしても100歳くらいで必ず死ぬ。自然生物だったらだれもある時、生まれて生命が途絶えて必ず死ぬわけである。地球も生まれた時があるとしたらいつかは分からないが、消滅する時が来るはずである。生まれたから死ぬことがある、という動か…

哲学のテーマ

以前ブログでぼくの哲学の課題は、「故郷化」して世界内存在として自立すると書いたが、そこには個人の帰属意識が重要な要素としてあることを示している。仲間から頼もしく思われ、メンバーの一人として欠かせない存在として認められている。それは現実に故…

自立とは

自分のブログを再読していくつかの記事が意欲的で、今の自分を鼓舞するところがあった。「1968年の観念」や「故郷化して世界内存在として自立する」などがそうである。今からすると、その頃が既に過去化されて現在とは繋がっていないことが分かる。その頃の…

哲学は思考することであって知識ではない

「知」には知識と思考があり、ハイデガーは映画「ハンナ・アーレント」(マルガレーテ・フォン・トロッタ監督)の中で、哲学は思考することであって知識ではないと哲学講義していた。いくら思考しても知識に行き着かない虚しい行為が哲学であると述べて、集…

セクハラにかかわる地殻変動のような動き

小田実の全体小説「ベトナムから遠く離れて」を玉川図書館から借りてきて1日読んできて、第2章の初めの方で読み続けるかどうかを問わねばならなかった。おかまが主人公ではぼくには追体験は無理だった。戦争や学生運動が扱われていても主体に共感できなけ…

サルトルは古いと言っている人が古い

「本書(存在と無)には、哲学的にはヘーゲルとフッサールとハイデガーの到達した以上のものはないと考えている。サルトルの独自な文体で、3人の哲学を晦渋に言い直しただけだ。」______このようなサルトル読解があり「今日では、彼の思想はずいぶん…