開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

気づき

あなたはどちらの共感が強いですか

It is easier to sympathize with sorrow than to sympathize with joy. 最近また英語学習に目覚めてきて、たまたまこのphrasesに目が止まった。悲しみに共感するのは、喜びに共感するより容易いというのだ。確かにそうは言えると思う。なぜなら、悲しみに共…

意識で遊ぶ

ぼくは68歳だけれど、昨年あたりから年齢が気にならなくなってきている。それまでは、ずっと定年後どう過ごすかみたいなことに捕らわれてきた気がする。「終わった人」とか「60からのゴールデンエイジ」だとか、「老後難民」などのワードが気になっていた。…

書くことで子供になっている?

いつの間にか、こんなブログを書きつけてきて時々で感じたことを吐き出してきた結果、自分を肯定する術を覚えたのかもしれない。書くことであたかも現実には無力で誰にも役立つことのない凡人が存在を許されるかのように錯覚する。先人は良識を持ち、与えら…

言葉の身体性

自分を知るには、やはり他人との比較というやり方が分かりやすい。どうしてぼくは、この人と違うのかという問いを自分と似たところのある人に設定して、自分に問いかけてみる。まず年齢が同じで趣味が同じで長期的な見方をするのも同じで、ブログも書いてい…

身体性と恋愛と

藤原新也は自分の身体性の減退から回復するために、写真を撮る放浪に出かけたという。今源氏物語を読んでいるが、光源氏の世界は身体性を恋に求めた時代の物語と読めた。 www.youtube.com

Love others to love yourself

他者を経由して、自分のことが好きになれること。 www.youtube.com

我に帰った時に感じたこと

サラリーマンの時は組織に属しているので、自分のことは後回しにしてみんなの事を考えるのが第一だった。その習性がついているので、定年退職後に自分のアイデンティティを確認するためにもがくことになった。ある意味、社会的な規制がなくなってわがままを…

便利さは墓穴を掘らないか?

何らかの制限が必要と感じ始めている。現代社会はネット環境やコンビニなど便利になって、簡単に情報が手に入ったり簡単に物が買える、ということに注意を向けたいと思う。例えが変かもしれないが、テニスでスキルの知識は簡単に手に入るが、そのスキルを身…

目覚めた人になろうと決めた

メランコリーな少年が、強制収容所生活を経て、刑期を終えて出所後に、ようやく自由に生き始める人生が自分の人生のように思える。それは自分の心の声を唯一の真実として、湧いてくる想いに忠実になることを方法として「書いてみること」で自覚された人生だ…

文学と人生

定年後無職で妻と二人でその日その日を気ままに暮らしていて、一番にやることといえば自分の人生を振り返ることになっている。その時思うのは、多分書くことが今の生活の主軸になっていることもあって、文学がぼくの人生を支えてきたという感慨である。人生…

ぼくの文学的出発点

文学との出会いと自我崩壊の危機の時期は重なっている。自我崩壊の危機の時期は生涯3回ある。高校1年次に最初世界文学全集と出会い、10冊ほど読み進んだあと現実感覚がおかしくなって登校拒否の事態を招いたのが1回目。サラリーマン生活中盤で、社長から…

自分のための箴言

1. 21世紀は20世紀から学ばなければならない。 2. 革命の主体は物質である。物質の挑戦に勝つことで人類は革命を成し遂げる。 3. 現在は存在の時代である。芸術(文学・美術・音楽)はすでに過去の遺産である。 4. 人の一生=人生は、退屈を飼いならすこ…

人生の意味に気づく

今は午後の3時25分だ。いつもだと眠い時間帯で昼寝していることも多い。だが今日は違う。頭は冴えている。さっきココアをゆっくり飲んで、この気配は極めて気分の良い時に感じるもので懐しい感じがすると、今の状態を確認するように味わっていた。多分原因は…

In search of something new words

自分の気づきを英語で書いてみました。 I started thinking about breaking into my own fantasy swamp. Because it's an environment where nothing changes even if you spend it like this. I came up with the idea of coming to the exit of society an…

特攻隊と星の王子さま

昨日ブログに書いたことが当然自分に返ってくる。I'll be a person to encourage.と書いたら、そのような自分になろうと考えることになるよね。自分がこれまで読んだ小説の登場人物の中で、君に紹介できる人物がいなかったか頭をめぐ回らせてみたんだ。例え…

英語人格としての自分の人生を構築する

第二の人生を「英語人格としての自分の人生を構築する」ということにした。日本人である自分が第二の人生を根本的に作るには、人格そのものを英語によって構築するのがいいと考えた。それがはっきりと第一と第二を分けることになるとラディカルに考えたわけ…

町を捨てて、書を読もう!

『書を捨てよ、町へ出よう』というキャッチコピーがあって、ある時期強いインパクトを持って呼びかけられたことがある。寺山修司の言葉で、同名の題の本があってそこにはその言葉がアンドレ・ジッドのものであることが記されているらしい。ぼくがFBで本のこ…

老人こそ目標が必要

来月で67歳になるから立派な老人の仲間に入るわけだが、老人といっても寿命が尽きるまでは長い。というよりも意外と長く続きそうな気がする。もういいから人生を打ち止めにして死んでもいいだろうというわけには行かない。自殺は許されていないと思っている…

強者と弱者とは

どんな人間も自分の中に強者と弱者を持っている。誰かだけが一方的に強者であることはなく、弱者の部分がどこかにあり、他方一方的に弱者であることもないと考える。独裁国家の権力者は一方的に強者と思われるかもしれないが、地球上には民主国家もあり、現…

Concentration is the best pleasure.

集中して我を忘れる時間が人間にとって最高の快楽じゃないかと思う。画家がキャンバスに向かっている時、作家が原稿用紙に文章を書いている時、アスリートが練習メニューをこなしている時、詩人がひらめきを待ち構えている時、参謀が戦略を練っている時、僧…

開界録とはハマる記録のこと

「ハマる」を「笑える国語辞典」で調べると下のような説明がある。 ハマるとは、趣味や食べ物などに夢中になって抜け出せなくなっている、という意味の俗語。 穴などにぴったり入る、あてはまる、溝などに落ちるという意味の「嵌る、填る(はまる)」からき…

小説の主人公に自分を見る

昨日、小説を読むのが馬鹿らしくなったと投稿したが、振り返ってみると村上龍の小説に出てくる登場人物と自分に共通するところがなかったことが原因だったと思える。今日、三島由紀夫の「金閣寺」を読んでいて主人公の溝口少年と共通するところがあって、こ…

小説を読む馬鹿らしさ

ぼくは長編小説が好きでこれまでよく読んできた方だと自分では思っているが、今日「ふたりの村上」のなかの村上龍への批評文を読んでいて、急に馬鹿らしくなって読むのをやめた。読むのをやめてみると、これまで小説を読んできたこと自体が突然馬鹿らしく思…

老年期から「ほんとう」が始まる

以前のぼくのブログで「考えさせられたフレーズ」として抜き出していた引用を今考えるの3回目は、老年期に関してだ。 「老年期には、メリットとデメリットがある。そのデメリットは明確であり、、、だが、そのメリットは数多く存在する。なぜなら、過去がそ…

愛されること

過去のブログでの引用から2回目は、ゲーテの言葉だ。この言葉に触れた時、あの人を彼女とし、自分をぼくだと考えた。ぼくが男だからそうなるのだが、女性がこの言葉に触れる時は、あの人が彼氏で自分はその女性になるだろう。英文ではどちらでも取れるよう…

本のない生活

ここ数日でぼくの中に微かな変化が起きている感じがする。夢の芽生え始めているような甘味な雰囲気がどこかに感じられる。冬の辛さから解き放たれる時期を人生で初めて迎えようとする予感がする。もう我慢することがなくなって、物理的な快適さを味わうのに…

66歳の年の瀬に

65歳を過ぎてから年齢をあまり気にしなくなった。別に歳をとったという自覚はない。私と同年輩の中学からの友人は、早くも終活という言葉を口にしていた。私といえば終わりは全然見えなくて、これからどんどん自分が変わっていく予感がする。その変化の具合…

定年退職者の手記について

過去のぼくのブログにこのようなことが書かれている。今読み返してみて「すべての人間関係が希薄」だったという部分に少し注目してみたい気になった。 サラリーマンだった38年間は、他者の生き方をなぞって生きてきた。生きてきたとも言えないかもしれない、…

小説を小説だと思って読むな

小林秀雄のオーラの正体を鹿島茂が「ドーダの人、小林秀雄」で暴いてくれていても、ぼくは「小説を小説だと思って読むな」という指摘には真実を突いたものと信を置いている。小説を小説として読まない方法を発見したからあれだけの批評家になれたのだと思う…

人はなぜ物語を必要とするか

「人」のことは自分をモデルにできるので、実感とか納得感が得られれば普遍的に考えられたことを自分のものにすることができる。「人はなぜ物語を必要とするか」も正解を気にすることなく、まず自分はどうなのかを見てみればいい。(ちなみに世の中には自分…