開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知るために、そしてそれを解くために。

美術

原田マハについて

原田マハの芸術観(美術鑑識)については、昨日のブログで評価を改めると書いたが、小説家としての評価については判断できないでいた。その評価というのはあくまで個人的な基準であって、ぼくの中で読むに値するかどうかを決めるものに過ぎない。何しろ読む…

芸術と災害

今日も暑い。台風の影響なのだから仕方がない。とはいえ、自然の猛威には耐えられるインフラが整備されていてほしい。東京では電車が止まり、関東圏で停電が続くと大混乱になる。それが地震となると原発による恐怖にまで襲いかかる。21世紀にもなって自然災…

泉野図書館に通っていた頃 の日記から

今日は午後から泉野図書館へ行っていつもの本の続きを読んだ。辻邦生の「言葉の箱」は今日で読み終わった。5回ぐらいで読了になったが、なかなか勉強になった。小説でも自分が何を書きたいかの核が大事で、それを見出す必要がある。小説はF+f である。Fは…

2017年3月30日付の日記から

水曜日が家の掃除の日になっているのを昨日忘れたので、まず掃除機をかけることにした。明日のテニスの予約を取りに行って早めの昼食はおろし蕎麦を食べて、午後は今日から始まる現代美術展を見にいくことにする。有名作家の作品ではないが、地元の作家のわ…

絵画の楽しみ方

ロートレックの画集があるはずだと、実家のぼくの結婚してから空き部屋になっている部屋の本棚を探してみた。勘違いで、タイムライフブックスの「巨匠の世界シリーズ」にはロートレックがなかった。あえなく、18歳の頃の青春の断片をありありと思い出す、と…

「失われた時を求めて」を求めて

18歳のころのぼくは天井の低い、半分が手作りの木製ベッドが占める4畳半の部屋に寝起きしていた。北陸の晩秋から初冬にかけては、ロンドンと同じ薄暗い曇天の日が多かった。空が低かった。チラチラ六角形の結晶を持つ雪片が舞い降りてくる様は辺りをロマン…

2015年9月のころの日記から

シルバーウィークの街中を見物してみようと、妻と二人でバスに乗って出かけた。半年ぶりで会うテニス仲間の友人とのランチ会が街中に出るきっかけだったが、ちょうど鴨居玲展を観るタイミングにもなった。 没後30年ということは1985年に亡くなられたことにな…