先ほど実家に置いてあった普通タイヤを積んできた。明日定期点検のついでにタイヤも交換してもらうことになっている。実家でリンゴを剥いてもらって食べてきた。相撲は春場所が始まっていて母が楽しみにしている。NHK総合テレビが外務省のニュースになっていて、衛星放送の方に中継が移っているのをリモコンで切り替えできずにいた。すぐにぼくが切り替えて相撲になった。そういう小さなことができずに、壊れた壊れたという。白鵬が休場になったというような雑談を少しして、月曜日は買い物で頼むね、と母が言って別れる。今日は春みたいな陽気で暖かい。
9時半ごろ実家に行って母と少し会話をしてくる。「べっぴんさん」を見ているか訊いたら、最初から見てないのでよくわからないと言っていた。その時間帯は玄関を掃除したり晴れていれば花木に水をやるので、あまり見てないのだった。昨夜何を食べたかいつものように訊いたら、ご飯が美味しく感じたと言った。こんなことは今年初めて聞いた。おぉ少し改善が見られたかと思って嬉しくなった。食べることがいかに大事かを「説得」したのが効いてきたのか。10時半ごろ泉野図書館で長谷川宏の「日本精神史」の松尾芭蕉の章を読む。ぼくは芭蕉と一茶だけは何とか意味がつかめるだけだが、芭蕉の俳諧は生きることと同じでそれも愚直な生き方だっと述べていて興味を持った。というか身近に感じた。芭蕉もサルトルや大江健三郎と同類で、文学と生きることが同じであるというスタンスだった。図書館の近くのパン屋で食パンを買った。その店で1ヶ月に1回ぐらいしか買わないのに、オーナーの奥さんがこんにちわと「今日は暖かいですね」と声をかけてくれる。ぼくは食パンを入れる手提げ袋はいいですからと馴染みの客として省資源に協力を申し出た。