開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

2年前の今日の日記から

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次回の読書会の課題本をシェイクスピアの「テンペスト」にしようと思う。世界文学でこれまでの読書会でどうして取り上げなかったのか、ぼくの中でなんとなく疎遠な感じがしていたのだと思われる。 小学校低学年で演劇の授業があって、クラスだったか全学年だったか忘れたのだけれど、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」をやることになってぼくはセリフが一回だけの陪審員の役だった。そのことのつまらなさ(端役に過ぎなかった)の思い出が、ぼくをシェイクスピアから遠ざけていたのかもしれない。 
その時のヒロインのポーシャ役がクラスで一番可愛くてしっかりしていた志授生(しじゅう、この漢字だったか?)さんだった。それは何となく甘い思い出の感じがある。今までイギリスはなかった(アイルランドはあったが)ので16世紀のイギリスを知るきっかけにもなっていいと思った。