開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

心の故郷でつながる

ぼくの住んでる街では、小路で中学生に出会うとこんにちはを言って来ることがある。もちろんこちらも、こんにちはを返す。そんな時お互いに同じ街に住んでいることのつながり感を感じて安心する。学校でよく先生から言われているのだろう。でも、大人の方からは決してこんにちはは言わない。ぼくも自分から言ったことがない。ただ奥入瀬上高地に旅行者として歩いている時には、通りすがりにこちらからこんにちはを言っていた。そういう状況にいたからだ。むしろ無言で通り過ぎる方が不自然に感じられる。

では、このブログでこんにちはを言えないものだろうか?

これまでぼくは自分が考えたこと、気づいたこと、言いたいことを一方的に書いてきた。そういうものだとブログを捉えていた。誰かに読んで欲しくて書いたことがない。でもごく少数の方が読んだ形跡を残してくれることがある。本当はお礼を返すべきなのだが、お礼までするのは堅苦しく面倒に思えて怠ってきた。

これからはもっと打ち解けてもらえるように書こうと思う。深刻にならず、くさらず、傲慢にならず、必要以上に自分にこだわらずに、今思っていることを書いてみよう。よろしく、あなたの心に出会いますように。