開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

読む書く聞く話す

読書を分析してどんな働きが実際行われているか、考え続けていた。ある読書家は、作者の心境を読むことだと述べていた。作者の心境に至るにはどんなふうに読めばいいかまでは分からないが、相手の心境が分かれば読んだことになる。それは一つの発見だった。するとその自分の発見を誰かに伝えたくなる。実際自分の周りに読書に関心がある人がいれば、話したくなるだろう。いなければこのブログのように誰かに向けて書くことになる。発見が読むから書く、話すに繋がっている。これが、誰かの話している時に聞いて発見があると同じように、応答して相手に話して伝えたり、いい話を聞いたので残しておきたいと思ってブログに書いたりするだろう。つまり、発見が次の行為を生むのだ。

では発見とはどういうことだろうか?意味が分かることではないだろうか?

ああ、そういうことなんだと腑に落ちることだろう。そうすると、読書には少なくとも謎解きの要素があることがわかる。謎解きそのものが内容の小説ジャンルは、探偵ものだったりミステリー小説ということになる。

人生は謎に満ちている

作り物じゃなくて、自分が送っている人生に似ていて為になる小説を読みたい。ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知るために、、、