開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

哲学のテーマ

以前ブログでぼくの哲学の課題は、「故郷化」して世界内存在として自立すると書いたが、そこには個人の帰属意識が重要な要素としてあることを示している。仲間から頼もしく思われ、メンバーの一人として欠かせない存在として認められている。それは現実に故郷に帰ったような安心感に包まれている。外部に一人で晒されることが一切なく、みんなと外部が共有されている。自分たちの中で共同体が生きている状態である。「故郷化」して世界内存在として自立するとはそういうイメージだ。

問題はいかにしてそれに至るかなのだが、それを解決するのが哲学なのである。一つだけ確かなのは、資本主義のままでは得られないということだ。創造的破壊と言われる過度の競争がなく、仲間であることを破壊されないよう規制される。ただし個人は仲間から慕われる広い意味の生産能力が求められる。その技術は磨かれなければならない。世界はこのような多数の仲間社会の共存共栄が機能することで営まれる、、、一先ずここまでが考えつくことだ。