開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

自信をなくす原因は?

定年後無職でいて時々無力感にとらわれることがある。自分の人生がこれでよかったのかと過去を振り返って、特に注目されもせずこのまま終わっていくことに耐えられなくなりそうになる。何事も形あるものを残すことができずに老いぼれて、そのうちに体の自由が効かなくなって自宅に閉じこもってしまうしかないのかと、今後予想される一番可能性の高い未来に慄いてしまう。だったら今からでも形あるものを作ればいいと思ってみるが、小説や論文など書けそうな感じがしない。本を読むだけではだめだ。それは消費であって生産ではない。生み出さない。

なんとなく感じるのは、自信を持てるように自分の環境を整備することが今大事なことのように思える。特に毎日ネットで他人や世間の様子に触れていることが自信を無くさせているように思えることだ。自信がなくては自分が生きていることにならないと思う。もっと情報を遮断して「上」を見ないようにしたらいいのかもしれない。原因はネットにあるような気がしてならない。