開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

第二の人生の二つの道

62歳で退職して第二の人生がスタートして5年近くになろうとしている。その間は基本的に模索期間だった。最初は引きこもりにならず、社会とのつながりを築くために地元の読書会サークルに参加したり、週一度のテニス教室に通いながら仲間とテニスを楽しむというような、一般的な定年退職者のコースみたいなものの影響下にあった。だんだんもっと違う自分だけの第二の人生が欲しくなってきた。もう一度就職する前の学生の頃に立ち戻って違う人生の選択を仮定してみて、文学の道を模索してもいたと思う。しかし小説家への道はかなりハードルが高すぎて、実現性が低く、本気になれる道にはならなかった。そこで、今日もう少しハードルの低い道が二つ思い浮かんだ。一つは英語の翻訳者(と言っても簡単なバイトができる程度の)の道で、もう一つは美術研究者(といっても巨匠の画集を読み漁る程度の)の道だ。英語は勉強を始めたばかりで、翻訳ができるレベルには相当努力を要すると思っている。美術研究の方はこれまで勉強はしてきてないが、美大だったので画家にはとても親近感を感じているし、評伝という分野の読書経験も活かせるような気がしている。翻訳家と美術研究員のイメージをこれからの第二の人生の目標として設定して、実現への道をゆっくり着実に歩んでいきたい。

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