赤裸々な心というと生々しいが、普段世間体やら役割を気にして隠されている心に、その壁を破って触れてみたいという欲望がどうしてもしばらくすると芽生えてくるようだ。ああ、ぼくと似たような考えを持っていると感じたり、どうしようもない性格に同情してしまったり、果てしない求道心に癒しを感じたり、長い夜に当てもない回想に付きあったり、秘められた恋の行方にいつか来る破綻に心踊らせたり、心の空洞を埋める彷徨う旅に同行したり、今を懸命に生きるひたむきな姿勢に元気をもらいたいと思ったり、、、
忘れられたロマンにもう一度浸り込んでみたい。生活破綻者ギリギリの悪夢のような世界(あくまでイメージですが)にもう一度、のたうち回ってみたい。最近勉強ばかりしていたら、つまらなく1日が終わるようで何とかしたい。