物語は過去形で書かれる。生きるには物語が必要とされるけれど、過去にばかり生きるわけには行かない。未来に向けて生きるには物語以外の文法で書かれた「書」が必要だ。それは宇宙の原理に基づく必要があることは先のぼくのブログで触れた。宇宙の原理は弁証法的唯物論が説明すると直感できた。ところで直感は具体的に展開されなければ妥当性を得られない。弁証法的唯物論の解説はぼくの手には負えない。それができる(解説だけをするわけではないが)日本の哲学者を二人知っている。どちらも故人だが、一人は革命家でもあった人でぼくにはまだ恐れ多くてその人の名前をこのブログで挙げることはできない。もう一人は、ほとんど言論界から追放された感のある(どうやら自分から去ったらしい)哲学者、竹内芳郎氏である。今竹内芳郎氏の思想を解説してくれるKazoh氏のサイトで少しづつ学んでいる。竹内芳郎氏の思想遍歴は、ニーチェ、サルトル、マルクスである。