開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

8人目の村上春樹論

昨日、多分8人目になる村上春樹論、小島基洋の「村上春樹と鎮魂の詩学」をうつのみや上林店で買ってきた。村上春樹論はこれまで、内田樹加藤典洋竹田青嗣、 清真人、ともだもとゆき、松山慎介、吉本隆明と読んできた。今回の小島基洋氏はジェイムス・ジョイス研究者だ。それが買ってまで読もうとした理由になる。さて目の付け所に早速唸ってしまった。デビュー作「風の歌を聴け」は「虚偽」がテーマになっているという。(作者はテーマと言わず「詩学」と言っているが)

作中で、「嘘つき」と彼女に言われてぼくは「一つしか嘘を言ってない」と答えている。そういえば、偽りの作家「デレク・ハートフィールド」を大胆にもあとがきにまで登場させているほどだ。ぼくはテーマはこれだというある意味素直な指摘につい納得してしまう。さて続きを読んでいこう。

f:id:hotepoque:20200429141252j:plain 

追記(4月30日):以下3人の村上春樹論も読んでいて忘れていた。多分図書館から借りて読んで手元になかったからだろう。何ということか情けなくはある。平野芳信、市川真人黒古一夫。なので、今回のタイトルは「11人目の村上春樹」に訂正する。

hotepoque.hatenablog.com