開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知るために、そしてそれを解くために。

百済観音との出会い

百済観音が石川県立美術館に来て、百済観音の微笑みとの対面が、ぼくの生涯忘れられないイメージになっている。それはいつのことかだったかを知りたくて、今日思いついて「百済観音 石川県立美術館」と検索してみて突き止めた。

平成10年4月

文化財指定制度100周年・開館15周年記念 「特別公開 国宝百済観音」同時開催(全館)

 と、あった。その時目に焼き付けておいた「百済観音の微笑み」は映像で確認することができなかった。撮影されたものはぼくの脳裏にあるイメージ像とは微妙に違っていた。微笑みの神秘性が映像では失われているのだ。ぼくはあの時、この微笑みは飛鳥時代にしかない独特のものに思え、飛鳥時代に猛烈に憧れを抱いた。あとでわかったことだが、百済観音像が収められている法隆寺は、興福寺薬師寺と同じ法相宗であり唯識が伝えられたとされている。ぼくはサラリーマンの時2年間ほど鬱状態だった時、唯識に救われた経緯がある。唯識の思想と「百済観音の微笑み」は一体だという確信がぼくにはある。それをどう伝えられるかは、これから先達者から学んでいく必要がある気がする。

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