開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

67にもなって大人になりきれない

67年間生きてきてこれまでを回顧して、自分の人生がぼんやりとした輪郭しか持たないことにほとんど絶望する。何も確かなことを全力でやってこなかったという冷厳な事実に意気消沈する。戦前戦中戦後を生き延びてきた、ぼくの父親世代の過酷な人生からほとんど何も受け継がず、自分にかまけてのほほんと流されて生きてきてしまった。生きてきたともいえないかもしれない。そんなぼくが67にもなって大人になりきれないと感じるのは至極当然かもしれない。子供ができなかったこともあり父親という世間的な責任を追うこともなく、なんとか定年退職まではしたものの、まだまだ残された人生上の義務がありそうに感じる。父の世代と同等の責務を追わない限り、対等に対面することもできないと感じる。それを背負わなければ、人生の応答はできないはずだ。あなた方が背負った歴史を、多くを語らなかった過酷な歴史をこれから謙虚に学ぼうと思う。それがぼくに課せられた時代的要請だと思う。

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