開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

定年後の居場所

2020年7月31日金曜日という日が終わろうとしている。午前中に野々市市の読書会サークルの上部団体の会長さんから電話があった。定年退職してとにかく住んでる街に知り合いを作ろうと読書会サークルに参加したわけだが、この判断は正しかった。好きなことで仲間ができるのはとても楽しいことで、本を読んでいると尊敬されるところまでいかなくても関心を持ってもらえるところが、何よりもいいと思っている。電話の内容は、来年の文化行事に作家を招いて講演会をするので、運営メンバーになってくれという誘いだった。金沢出身の直木賞作家を予定しているとのことだった。女性作家で恋愛小説が中心ということで、ぼくの趣味には合わないのだがそんな贅沢は言えない。この歳で思いっきり恋愛小説に読み耽ってみるのも一興かもしれない。お招きする以上は、その人の作品を読んでおかなければならないというほどの礼儀はわきまえているつもりである。ところで、我が国の文学はいつ頃から女性作家が登場するようになったのだろうか? 金沢の三文豪はいずれも男であるし、ノーベル文学賞受賞者も男である。でも最近は芥川賞でも女性の受賞者が増えている。色々社会変化している中で、老後生き生きと活動しているのは女性中心であるのはいつ頃からなのだろうか?

テレビやインターネットの登場で、時代はコミュニケーションが価値を持つ社会になったことが大きいだろう。コミュニケーションはやはり女性の方が得意だから。男の価値は沈黙にあると粋がっていると居場所がいつの間にかなくなっている。年老いても男は牙を抜かれないようにして生きなければならないと思ってはいるが、、、