開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

自分の掟を破ってしまったこと

ぼくは自己中ではないが、自分の責任の及ぶ範囲内で書くことを自分の格率に置いていた。それがある動画のコメントを書いてしまったことから、自分からそれを破ってしまうことになった。自分は35年以上もテニスを趣味でやっていて、当然テニスプレーヤーに好感を持ちファンになっている選手もいる。だから大坂なおみは当然日本選手と思い、試合を見るとハラハラドキドキしながら応援することになる。彼女がATPランキング1位になった時は、日本のテニス界が一躍世界標準に近くなった気がして嬉しかった。ところが彼女を日本人と思わないし認めない人たちがいることが分かった。日本人は黒人差別をしないし、日本人だったらスポーツに政治を持ち込むなとか、日本語が喋れないのなら日本国籍を取るなとか、BLMを日本に持ち込むのは迷惑で日本に来るな等々の誹謗中傷をYoutubeで浴びせていた。そういう人達に対して「人種差別はやめましょう」とコメントした人がいて、その人はネトウヨと思われる人から人種差別じゃなく普通の反応だと反論されたのだった。

ぼくはその「普通」に傲慢さを感じて、掟を破ってコメントを書いてしまった。あなたこそ世界から見たら普通じゃない、と。日本語が苦手だったら日本人じゃない、という論理は世界では通じない。基本的に欧米国家は移民を受け入れているから、移住した先の言葉を喋れない移民はいても排除はしない。少なくとも排除しないほうが普通だ。世界ではすでに人種は国籍を超えているのが普通なのだ。でも彼らはここは日本だという。日本では日本人だけしか存在は認められない、と主張して日本の価値が分からず自分たちの主張に反するものは「非国民」という言葉もあるぞと脅すのである。「非国民」は彼らにとっては死語ではないことがやり取りの中で出てきて、ぼくは反論をやめた。確かにこういう(ネトウヨと思われる)人たちは一定数いるのが現実なのだ。「世界の中の日本」という客観的な基本認識が通用しなくなって来るとしたら、いずれ戦争するしかなくなってしまうだろう。