開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

弟への手紙のこと

実の弟に手紙を書くのをブログに公開するなんてことは誰も恥ずかしくてできないだろう。ぼくの家族のことをネットに晒すことは、プライバシーの問題にもなりかねない。しかしぼくはただの初期高齢者で、ほとんど誰からも関心を持たれていない。だからぼくの家族のことも誰からも関心を持たれないのは確かだ。ブログ上の1サンプルとしての価値しかない。ただぼくの気まぐれで、ブログ上の世界と現実の生活世界を限りなく境界線のないものにしてみたいという、自分に対する興味のままに書こうとしている。そもそも日記をネット上に公開しようとするのは、そのような物好きしかなし得ないことではないだろうか? さて、なぜそのような手紙を書こうと思ったかを書くことにしよう。コロナのせいで、今年の結婚式を来年に延期した姪に、結婚祝いを贈ったことがきっかけで、思わず姪と少し打ち解けて親しくなったことを弟に報告しようと思ったのである。九谷焼作家の小皿セットにメッセージカードを添えて贈ったら、お礼に現代作家による備前焼日本茶器セットが送られてきた。メールでお礼のメッセージを送ったらその返事という感じでやり取りが少しばかり続いた。何となく趣味や感性が近い感じがした。もう「友達」になれそうだった。ぼくは弟の長女に対して、金沢を第二の故郷と思って気軽に遊びにきてと呼びかけてみたら、とてもうれしい、コロナが収まったら是非二人で行きたい、と返事がきたのだった。そのことを手紙に書こうと思ったのだが、ぼくと妻の間には子供ができなかったので親の気持ちがわからず、弟の子供に対する気持ちも本当のところはわからないのだった。