開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

近況報告、みたいな

いつもこのブログに向かう時は、何か書きたい気分がふっと湧いたりしているのだが、今日は特別何か書きたいという衝動がない。日常はコロナ下という状況に慣れ、特に不便もなく穏やかに過ぎていく。もともと引きこもり体質であるのと、テニス教室や読書会仲間との交流もあって、外出も適度に出来ている。一昨日は、源氏物語の読書会を公民館内の和室でやり、今日は泉野体育館で週2のテニス教室のうちの1日だった。明後日は野々市スポーツランドコートで、仲間とテニスゲームを行う。唯川恵トークショーは1週間後となり、会場設営のお手伝いに呼ばれている。

特に読書会仲間とのお付き合いの中で、お互いを思いやる温かい人間関係が出来ているのがありがたい。短いメールのやりとりで、ちょっとした気遣いを感じることがあって癒されている。それは小説読みの中で培われた、相手の心の内を「読む」訓練ができることと無関係ではないと思っている。小説は、心の内で繰り広げられる日常や事件や生活や葛藤などである。泉野体育館でのテニス教室のメンバーとも以前より親しくなっている。メンバーの一人の女性から、上のクラスへも参加してみないかと誘われてから、仲間意識が出来た感じだ。

こういう穏やかな日常を送れるようになったのは、最近になってからのように思える。心が通じ合うということのじわっとした温かみというのは、歳を幾分か多くとった者にとっては貴重な精神的財産とも思える。これからも大事にしたい。