開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

非日常のランチタイムになった

ここ数日来今日まで、外出することが多く、意識が外側に向いていた。これまでの自分には珍しくよく喋っていたと思う。数日来天気が良かったこともある。花見の時期には、野々市高橋川沿いから下って同じ水系の伏見川沿いまで歩いて、満開の桜に寄り添った。やはり満開の時の桜は格別の趣がある。久しぶりの長距離ウォーキングになった。花見からの帰り道、日赤病院の向かいの歩道を歩いていて、とても雰囲気のある小さなイタリアンレストランを見つけた。ウィンドー越しにぼくと同年齢と思われる、カジュアルな紳士風の男性の姿を目撃した。こんな所に隠れるようにしてレストランがあったのかと、家に帰って妻に話した。それから二、三日して妻と歩いてそのレストランに行った。夫婦でやっていてアットホームな感じだったので、料理には特別期待はしてなかった。いい雰囲気ならそれで良かった。パスタランチを頼んで見たら割と本格的だった。30分ほど待たされたが、奥さんが本当に申し訳なさそうに何度も謝るので、温かい感じがして味と合わせて待たされても満足できたのだった。待たされている間、妻と日頃しない会話にも繋がったので、窓から外の風景を眺めたり室内に流れる小さめの音量のジャズを聴きながら、非日常のランチタイムになった。

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