開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

久しぶりに迷う

昨日、公民館で源氏物語を読む会の5回目を終えて帰宅してから今日まで、何だか分からないが精神的な不安定を感じ続けていた。これを書くことでそれはやはり不安定なのだと納得できた。源氏物語の世界にますますはまり込んで行くのが分かる。多分不安定要因の一つは源氏物語だ。王朝の閉鎖的な愛欲の世界なのに、優雅で大らかで危険な成り行きに触れたことが、ボディブローのように効いてくるのか、、、性愛の強さは確かに歴史を動かしてきたと思えると、今度は源頼朝に惹かれ出した。二人の情熱的な女性、八重姫と北条政子に愛された好男子像が歴史から浮かび上がってきた。貴族の光源氏に対して、武士の源頼朝の方が受け入れやすいのはぼくが昭和の男子だからだろうか。、、、だがそのようにのめり込むのを制止する声がどこかで聞こえる。どこかで自分のこれまでのアイデンティティが崩れそうな予感がする。どんどん自分が保守化していくのではないかという懸念なのかもしれない。保守化とは頽落することなのか?自由を失う過程なのだろうか。一番大事なのは今を生きてくたばらないことだ。

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