開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

意識で遊ぶ

ぼくは68歳だけれど、昨年あたりから年齢が気にならなくなってきている。それまでは、ずっと定年後どう過ごすかみたいなことに捕らわれてきた気がする。「終わった人」とか「60からのゴールデンエイジ」だとか、「老後難民」などのワードが気になっていた。今は全く気にならない。人生そんなに早く終わらない、という感じだ。時間なんて自由自在なものだ。回想を通して様々な時間を生きることができる。青春の時間は無限で、年をとると時間は短くなっていくとよく聞くが、それは思い込みに過ぎない。時間をフローで考えるからそうなるのだが、ストックで考えれば良い。時間の哲学を小林秀雄ユーミンから学ぶことができる。ユーミンの何気ない歌詞には驚かされる。(例えば、「強くなる もっと強くなれば 忘れずにいられる 辛くても きっと後になれば やるせなく思える」のように)

実人生は空間の中で「敗北」しても、時間の中で「復活」する。文学も恋もそういうものだと思う。文学に生きて、いつも恋していたら、幾つになっても青春の中に居られる。それは意識で遊ぶことかもしれない。もうそんな青臭いことは高校時代で終わっていると思い込んでいたけれど、別に終わらせないでもいい事にしよう。おそらく誰にも迷惑はかからないと思うのだが、、、