ブログに書いている文は、いつも繋がっているのに対して、本や新聞などの紙媒体に書いている文は切れている。書いている場所が繋がっているか、切れていつ繋がるか分からない所かの違いがある。ブログ文は基本的にLiveなのだ。だから論文みたいな形式だと読まれない気がする。完結させたり結論に導いたりせず、勢いでアドリブ感覚で書いた方が読者と繋がりやすいのではないだろうか。紙媒体に手紙がある。手紙は読む相手が決まっている、というか決まった相手に向けて書いている。この場合は、初めから特定の一人とつながりの中で書かれている。ブログの場合は、不特定多数を相手に書いている。あるいは自分に向けて独白のように書くこともある。その場合でも、不特定多数の繋がった場で、独白している。紙媒体のノートなどに自分に向けて書くのとは、やはりどこか違うはずだ。基本的に孤独にはなり切れない場所でブログは書かれるのだろう。、、、しかし考えてみると、言葉それ自体が社会的な性質の構造物なのだから、本来繋がっているものなのだ。だから書くことで孤独から解き放たれたような気がして、楽になるのだろう、、、