開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

応答の機会が増えること

会社を定年になってやめてすぐの頃と今との違いは、単純に人と接する機会が増えたことにある。人と接することで応答する機会や場が持てたことが今の自分を元気にしていると思う。今日は、先日読書会で文学散歩と称して、能登七尾方面のバス旅行をした時の写真をメンバーに渡すのに、写真係のTさんとやりとりしたのだった。写っている人の顔はTさんには面識がない人も含まれていて、その人用にプリントを用意するのにぼくに尋ねたがぼくも分からなかった。じゃあ、今度の源氏物語を読む会の時にFさんに訊いてみようということになった。そんなたわいもない小さな用事ごとであっても、応答の機会は大切にしたいという思いがある。それが丁寧に日常を過ごすということであり、豊かさを作ることに影響すると考えている。応答力は、生きるスキルであることをサラリーマンの時に自立するために学んだ経緯がある。応答力によって、他人の「支配」から自分の「支配」に転換できる。それと、丁寧さは自分の世界の深耕に繋がる。作品を創作するように、自分の世界を創造するという方法は、文学的に生きるというぼくの生き方でもある。