開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

もう新しいことはいらない

もう新しいことはいらないと、決めてみる。もう69だし、いつまでも若いつもりでいると、本当に大事な今だけにしか出来ないことが見えなくなると、ふと今日思えた。もっともっと今を大事にすべきなように感じられる。それは妻が教えてくれた。あなたは冷たい、と言われた。私も別の意味で冷たいけどと付け加えもしたが。妻は冷たいと感じたことはないけれど、ぼくと違う仕方で不器用かもしれないと思うことはある。今を大切にということは、もっとお互いに知り合うことのように思える。長い付き合いだけれど、まだ知らないことが山ほどある気がする。最近気付いたことだけれど、何でもないちょっとしたことでも、されたらありがとうと言って欲しい、と言われる。当たり前だと思って知らん顔されると頭に来る、と言われたこともある。そうか、ぼくはいつもそばにいる妻に気遣いが足りないのかもしれない。ある意味、緊張している必要がありそうだ。ところで、ぼくが冷たいのは関心が新しいことばかりに向いてるせいかもしれない、と気付いたのだった、、、