生まれてから就職ないし社会に出るまでを人生の「揺籃期」、会社などの組織に属し家庭を持って独立して定年まで働く時期を人生の「黎明期」とし、定年後から死に至るまでを「実現期」と自分の人生を定義することにする。人生の生きてきた結果が出るのは死の直前の「感慨」の中でとする。シェイクスピアの「終わりよければ全て良し」という人生が私の人生である。「揺籃期」が感情生活、「黎明期」が悟性生活、「実現期」が理性生活にそれぞれ対応する。このように仮定して自分の人生を「実現期」である今現在において振り返り反省して、人生の経験から実質を表現してみたい。このプロジェクトのために、ヘーゲル「精神現象学」を学び、活用したい。