今日北陸金沢は晴天で風もなし。朝8時にOさんからテニスの誘いのメールが入る。小野 さんに加えて北村さんとぼくと妻の4人で、午前中2時間ダブルスを楽しむ。70に手が届きそうなぼくと小野 さん。それにはまだ数年ある北村さんとぼくと妻。そんな歳でひと頃よりテニスが上達している。4人ともテニススクールに通っている。終わりには足が痛くなっていたがとても満足できた、素晴らしい午前中だった。
昼食のあと仮眠をとって休んだらもとの日常に戻る。妻が用事で外出したこともあるのだろうか、ぼくは次第に何か満たされないものを感じだした。それは何なのだろうかと考え始めこのブログに向かった。定年後生活が趣味ではやはり満たされないようだ。ぼくにとってということだが、こころの満足が趣味では満たされないのだ。こころの満足は哲学でしか満たされないような気がする。本質に向かわなければ満たされない。満たされないから渇望に変わる。真なるもの、実体、人間と社会と国家の弁証法などはまだほとんどが謎のままだ。いつかは哲学を語れるようになりたい、という自分の渇望の片鱗が自覚された午後だった。