開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

地域読書会再生を目指して

定年退職後、地元の公民館サークルの中の読書会に数年参加してきた。メンバーの高齢化が進むと共に新規のメンバーが入らず活動が停滞傾向となっている。3年前から会長となって、講演会や文学散歩などのイベントを主催してきたが、最近くだらない瑣末なことで一部のメンバーと揉め事があり私の活動意欲が萎えてしまった。そもそも文学に対する温度差がかなりあるのは承知していたが、見て見ぬ振りをしていた。だがそろそろそれに耐えられなくなっていた。もっと本当に小説が好きで生きがいになっている仲間を探したいと思うようになった。私は今年70になる。人生は短い。好きなことに打ち込むのに残りの時間を使いたいし、誰もそれを止める権利はないだろう。