開界録2019

ぼくの生きている実人生に架けられている「謎」を知ることから、一人で闘う階級闘争へ。

善意と親しみと友情と

今日朝10時から金沢の北部にある浅野川体育館で、伊藤コーチのプライベートテニスレッスンを2時間受けた。バックハンドのスライスとスピンの使い分けがコンパクトにできる打ち方と、バウンドの高いボールのバックハンドでの打ち方、バックハンドハイボレー等々、つまりより高度なストロークでぼくがこれまで苦手としていた点を取り上げてもらえた。レッスンにはもう一人、比較的テニス歴の浅い、ぼくと同年輩の男性もいたが、練習メニューはぼくに合わせてくれたみたいだった。彼には少し高度なテクニックだったかも知れないが、最後の方には慣れて身についた感じだったので流石だと思った。ぼくはコーチに善意を感じてテニスを愛好する者同士の、男らしい友情を感じた。レッスンは12時で終わってぼくら二人はコートを後にしたが、続いて元気なママさんグループが入ってきて口々に、こんにちはと声をかけてきた。こちらも同じテニス仲間としての親しみを込めた少し甘さのある声音だった。爽やかで気持ちが良かった。ちょっとしたことだったが、定年後間もない頃には出会わなかったことだった、、、