お金の管理からは免れているので時間の管理に必要性を感じている。自分の諸々の不安材料を解決するための時間の活用に管理が必要と考えている。自分を管理状態に置くこと自身が不安からの解放につながる。ぼくのような人間にとっては、災害や戦争という生死に関わる究極の状況に陥る危険が最大の不安要因になる。幸い今住んでる地域にはほとんど災害がないから後者への解決に時間を使うことになる。と言ってもまだあまりにも漠然として何に具体的に時間を使うか分からないと思われるだろう。戦争は外交の失敗の果てに起こる。ウクライナとロシアの戦争もNATOとロシアの外交の失敗から起こっている。ぼくは多くのマスコミの分析や判断とは違って、NATOが傲慢になりすぎたと思っている。資本主義経済体制だけが勝者と考えるべきだとは思わない。地球規模の勢力配置でこれから中国が発展していくと思っている。20世紀の頃の惨めな中国は21世紀には安定した覇権国になっていると思う。併し今気づいたが、このようなぼくの国際情勢判断も管理の対象になるはずだ。つまりこのブログに書いたことは誰かが読むことになるので、その人がどう感じようが自由だが自分の書くことについては責任が伴うことを自覚する必要がある。基本的に戦争には反対なので、戦争に繋がりそうな考えには警戒をしている。併しこれも無駄な警戒はしないことも管理の必要性に加えたいと思っている。例えば、戦後思想界で影響力を持った丸山真男の超国家主義論などは、加藤尚武のラディカルな(つまり、完膚なきまでの)批判によって自分への影響を削いでくれた。つまり再び戦争が来る来るといった狼少年の声に余計なエネルギーを使わないで済むようになった。(加藤尚武著『進歩の思想・成熟の思想ーー21世紀前夜の哲学とは』Ⅲ.丸山真男論 参照)